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お店のロゴを考える


「地方移住をして何をするか?」

これは重要なテーマです。

「年金がそこそこあるので定年退職後は田舎で釣りと畑三昧やって楽しく暮らしたい。」

というような悠々自適組を除き、大体の移住者が生活の為に何かしないといけないはず。


私は大きく以下の4つに分かれるのではないかと思います。

1)就職(地方移住した先で就職先を決め勤務する)

2)就農・就漁(農業や漁業を生業とする)

3)起業する(商業を行う)

4)移住前の仕事を引き続き行う(遠隔地でもできるIT産業などに多い)

就農に関しては前回のブログで「そよふく農園」の例をご紹介しました。今後もいろいろな例を移住経験者の実例を踏まえて紹介していきますが、今回は私自身の例をご紹介します。


移住後の柱は事前にカチッと立てておく

私は2018年12月現在埼玉県民で、自営業をしています。何をしているかと言うと


1)整体&リフレクソロジー ケレシュ

リラクゼーションの部類で、①中国の推拿で行う全身整体 ②台湾式の足つぼマッサージ ③経絡(いわゆるツボ)ヘッドマッサージ を行っています。

ちなみに仕事では中国式や台湾式を取り入れていますが、私自身は豊後大野市出身の両親、Y雄とK子から生まれた生粋の日本人。


2)ケレシュ雑貨部

2年に一度位ですが海外に行き、アンティークマーケットや蚤の市を渡り歩いて買い付けを行っています。古い食器や雑貨、北欧などの生地がメインの商品です。これらをネットショップで販売。


3)ライター業

主な掲載メディアは、現在「LINEトラベルjp」。旅行記事をメインで寄稿。


という三足のワラジです。

臼杵に移住後はこれに加えて雑貨をネットだけではなく店舗販売し、民泊を含む観光業を始めようと思っています。

「臼杵にUターン移住しよう!」と決めた段階で決まっていたのは、この3足のワラジを履き続けること。追加の2つは、物件を探したりしているうちにいろいろとアイデアが出てきました。


例えば以前にご紹介した移住後の賃貸物件(コレ↓)

古民家で開業

「こんな味のある物件、外国人が泊まったら喜ぶんじゃないかなぁ。」という考えで「そうだ!民泊しよう!」となったわけです。


移住をするにあたって、生活の基盤となる柱は必要ですが、遊びやチャレンジもあったほうが絶対楽しい。これから移住を検討する方には、移住活動中の出会いから新たなチャレンジを始めてみることもお勧めです。


物事の順番

移住後の重要な柱が決まったら、次はそれに合った物件探しになると思います。特に起業する方で、飲食業や民泊をされる方は、必ず事前に飲食営業許可の施設要件や民泊の条件を完全に把握したうえで物件探しをしないとかなり痛い目にあいます(←実際に痛い目にあったワタシ・・)。ここではとにかく説明しきれない複雑な内容なので、保健所や県の食品・生活衛生課などで指示を仰いでから物件探し・工事をしたほうが良いと思います。でないと、内装工事をした後で「この内装では飲食営業はできませんよ。」などということに陥ります。民泊も飲食営業許可もそれに合わない物件を先に決めてしまうとかなりハードルが高く、改装費用も高くつくので要注意です。


お店のロゴを考える

物件探しや工事の手配が進むのと並行して開業の為に必要なものをドンドン手配していきます。例えば、ウェブサイト(特に私はこのブログのサイト制作も含めて4つ製作!)、チラシ、名刺など、メチャクチャあります。これらを同時進行していた時のMAXが私の場合は10月~12月なわけですが本当に大変です。家族がいるなら手分けして行ったほうがいいです。健康に害が出てきます。


今までの作業の中で、大変でしたが楽しかったのがお店のロゴの製作。

ロゴはホームページ、名刺、看板、チラシなどで使用するので、先に作っておかないと結局「ロゴ待ち」状態になって全ての作業がストップ。順番的には先の方になる作業です。

私の場合は整体、雑貨、観光業の3つの製作をしました。


「手描きでいいので、具体的なデザインを送ってください。それを綺麗に仕上げます。」

というのが今回お願いした腕の立つデザイナーさんからのメッセージ。

そして、気合を入れて手描きしたのがコチラ↓


①観光業:「フグの絵は思い描けるけど、実際には描けない・・」そんな思いが文字で表現されます。フグって書かないと何の魚かさっぱり分かりません。カボスもカボスって書かなけりゃリンゴにされてしまいそう。そして何よりも、裏紙感抜群です。

観光業のロゴ案

②雑貨店:この「アンティークの風合いで」というような漠然とした注文が、デザイナーと依頼主の間に不協和音を生み出す原因。実際に私のイメージとは全く違う第一案が上がってきました。

雑貨店のロゴ案

③整体業。私の絵心の無さを一番発揮した作品。「手」という言葉が無ければもはや手にも見えないし、手と分かってもブキミこの上ありません。こんな看板のかかっている整体屋には行きたくない、と思われるようなスーパー駄作。念のために付け加えておきますが、禍々しい手の間のものはオナラではなく木です。

整体業のロゴ案

これがプロの手にかかるとこうなります!


素晴らしい!!ちょっと画像調整が上手くいかず全体が入ってないですが、ビックリです!さすがこれで食ってるだけあります。悪魔の手とオナラが北欧チックなナチュラルテイストに。これならリラックスできそうに見えますよね。カボスとフグにいたっては、これをミカンと鮭、と言う人はいないでしょう。


お店作りは絶対に一人ではできません。いろいろな方の知恵、技術、時間を拝借して作っていくのでお金も努力も、そしてお願いする方々に対してのリスペクトも必要だと思います。これまでの人生「なるべく一人でできる範囲のことをする」という姿勢でした。取り組んできてなかった事を今たくさん経験し、大変ですが楽しくもある日々です。


今年も残り約1週間。今年のブログは今回で最後ですが、年明けの1月9日から引き続き移住日記を書いていきます。


今年お世話になった臼杵市役所の皆さま、内装工事に関わってくださっている業者の皆さま、広告関係の業者の皆さま、その他移住に関わってくださっている全ての皆さまや見守ってくれている家族・友人たちにも感謝いたします。来年もいろいろとお世話になりますが、引き続きよろしくお願いいたします!

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