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自治会総会に参加する(後編)

このブログを書いているGW後半、NHKの「日本最強の城スペシャル」という城マニア垂涎の番組に臼杵城跡が登場したため、各地のお城好きたちがいいカメラを持って臼杵城址周辺をウロウロしているようです。

昨年開催した畳櫓(臼杵城で江戸時代から残る珍しい形の櫓)特別公開が大好評だった為なのか、今年も特別公開を行い、たくさんの城好きを満足させたことだと思います。


このように臼杵は過疎化地域であるにも関わらず、老若男女楽しめる祭りやイベントが満載です。でもこれらの祭りやイベント誰がやってるの?というと、それに欠かせないのが自治会なのです。


前回に引き続き、今回も臼杵の自治会についてレポート。特に各地区が行う面白イベントや、先日参加した自治会総会について書いてみたいと思います。


決して億劫ではない臼杵の自治会に、移住者もきっと参加してみたくなるはず!?


大きなイベントを行う「地域振興協議会」とは?

地域によっては住民が少なく自治会自体が小さい地区もあります。もしその地域に子供がいても、人数の多い地区のように子供たちを楽しませるイベントを行うことが難しいかもしれません。もちろん子供たち向けのイベントだけではなく、前編で書いたように、全ての人たちが安心して住むことができる町内の管理も難しいかもしれません。

そういった場合、広域で関わる人を増やして地域活動を行うのが「地域振興協議会」です。


自治会の区長会が中心となり、小学校区単位で青年団、PTA、消防団、婦人会、老人クラブ、スポーツ少年団なども参加。現在臼杵市には18の地域振興協議会があります。

例えば私が住んでいる掛町は臼杵小学校区で、ここには「中央地区振興協議会」があります。南野津校区にある「寺小屋ん会」は「振興協議会」という名前が付いていません。名称は基本自由なようです。


私は個人的にこの地域振興協議会が行うイベントが大好きです。その地区の特徴をとらえたユニークな活動をいくつかご紹介しましょう。


1)JRの駅舎が居酒屋に!?「とりあえず一杯、立ち飲み食堂」

臼杵市の北の海沿いにある下ノ江小学校区。「下ノ江地区ふれあい協議会」のユニークなイベントがJR下ノ江駅の駅舎で行われる「とりあえず一杯、立ち飲み食堂」です。


JR駅がこの日限定で居酒屋になり、駅舎に赤ちょうちんがぶら下がる。県内ではあまり見たことがない光景です。

達筆な駅名も渋い!(写真提供:臼杵市役所)

待合室ではふれあい協議会が用意したお酒や酒のつまみが販売。

元駅員室が立ち飲みカウンターに!?(写真提供:臼杵市役所)

食べ物の充実っぷりが好評で、大人だけというよりは家族連れで楽しんでいる方が多い温かい雰囲気のイベントのようです。


実は私、このイベントには一度も行ったことがありません。いつも行きたいなぁと思ってはいたものの、土曜日開催の為仕事が忙しく参加できてなかったのですが、今年はすでに実家レストランにも休みを告知!初参加の予定です。


臼杵市にはこの下ノ江駅から下りに向かって一つ先の熊崎駅、もう一つ先の上臼杵駅は3つとも大正時代に建てられた木造駅舎でとても風情があります。今年は立ち飲み食堂とともに、この歴史ある駅舎も堪能してこようと思います。


ちなみに次回のブログではこのイベントのレポートをする予定です。乞うご期待。


2)泳ぐぶりをつかみ取り!「大漁まつり」

漁師の集落が並ぶ地区にある上浦・深江振興協議会。彼らが主催する「大漁まつり」は漁師町の活性化イベントというだけあってお魚がバンバン登場し、子どもたちも生きた魚に触ることができる機会となっています。昨年はコロナ後初の開催で、「臼杵にこんなに子どもいるの!?」というくらい凄い数(おそらく数百名はいた)の家族連れがやってきました。

お魚絡みのアクティビティーが大好評!(写真提供:臼杵市役所)

大人としては、婦人会などが作る漁師飯の数々を購入して味わえるのが魅力ですが、子どもたちは釣り堀体験や魚のつかみ取りが主目的。特に年齢別に行われるつかみ取り体験は、大きな魚を獲りまくる子供たちの姿が印象的です。お母さんたちの大声援をバックにその日のおかずたちを必死で追うのですが、こんな体験なかなかできるものではありません。

活きのいいブリを求めて親子で真剣勝負!(写真提供:臼杵市役所)

おそらく今年も6月のどこかで行われるのではないかなぁと思います。子どもたちは水着着用でお出かけください。


その他、下南校区の「振興協議会 たていし」では望月地区の河津桜の植樹をして、2~3月に市民だけではなく観光客の目を楽しませてくれますし、野津の都松校区の「都松地区振興協議会」では高級エゴマ油を臼杵市のふるさと納税の返礼品として生産・販売し、地区の財源として役立てています。

望月地区の河津桜は菜の花とのコラボ風景で大人気

移住してきて自治会や婦人会に参加すると、振興協議会のイベントにも参加する機会が出てくるかもしれません。もちろん楽しむ側としてはいつでも参加できるので、イベント日程など日ごろからチェックしておきましょう。


人生初、自治会総会に参加する

移住してきて初めて自治会総会に参加するときはなかなか緊張するかもしれません。

臼杵市では自治会総会が本当に多種多様で、いろいろなスタイルで開かれます。


例えば今年、私が生まれ育った区の自治会総会には新しく入会した人の紹介が行われたそうです。どこからやってきて、商売をするならどんなお店をするのかなど、緊張するかもしれませんが一軒一軒挨拶に行く手間が省けて効率的ともいえます。


また、この自治会では総会後懇親会が行われます。自治会によっては町内の料理屋さんを会場にして総会後にお食事をしたりお弁当が出たりするそうなので、移住してきたばかりの人にはちょっとした楽しみになるかもしれません。


さて、実際の総会の内容ですが、私の住んでいる区では会計報告を中心に、昨年のゲリラ豪雨で吹っ飛んでしまった集会所の屋根の修理や保険についても報告や議論がありました。また、区の収支に合わせて来年当番町となる祇園祭の予算案を話し合ったり、祭りに使う道具類の破損状況や修理予定のものなどを確認したりで計1時間半ほどの話し合いとなりました。


女性は私一人でしたが、近所の顔見知りのおじちゃんたちもいたので特に緊張することなく意見も言ったりして終了しました。より良い町づくりができるように今後も参加していこうと思います。


地域に馴染むなら、まず自治会から

臼杵市とは全く縁がなく移住してきた人は、自治会に入ってコミュニケーションをとったり、イベントに参加するなどして情報交換の場を確保するのはとてもいいことだと思います。その土地に住む上での相談事はまずは区長さんにしてみると案外情報が簡単に入ってきます。例えば駐車場探しは、区長さんだったら空きのある駐車場から月極料金までかなり知っているのではないでしょうか?


最初の移住生活が少しでも楽になるよう、引っ越して来たら早めに自治会にもぜひ参加してみてください。


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