臼杵、晴れの日の絶景

臼杵市で過ごした子供時代、いろいろな場所に遠足で行きました。

臼杵小時代は仏舎利塔、白馬渓など小学校1-4年生くらいまではそれほどハードな思いをした記憶はありませんが、高学年になると、その目的地は急に黒島!あまりの遠距離に股ずれを起こし、最後には離脱した生徒を運ぶための軽トラに拾われ渡船乗り場まで運ばれたものです。今ではありえない昭和の対処方法です。


その中でも私のお気に入りは白馬渓。秋の遠足の定番で、大人になった今でも満足感の高い美しい場所なのです。しかしこの白馬渓、多くの人は池のところまで行き

「あ~紅葉綺麗だった」

で終わることが多いのですが、実はその先に行くと臼杵で一番と言えるほどの絶景を拝めるのです。今日はそのとっておきの場所をご紹介します。


すれ違い不可!極狭道の車ルート

遠足で行く通常の白馬渓の入り口と、白馬渓よりもさらに頂上を目指すルートは入り口が違います。特に私や姪・甥のような「ぐうたら人種」は徒歩で上がることなど考えられないので、車ルートがあるなら迷わず車で行きますが、今回がまさしくそれです。


臼杵市の消防署の横にある道を白馬渓方向に向かって進むと、途中で右斜め前に上がる坂道が見えます↓

「まさかここが!?」というくらいの普通の道が、頂上への登り口

このカーブを曲がって上がるとお墓が見えます。ここから舗装された林道がスタート↓

このお墓が無ければ道を間違っているのでgoogle mapで再検索を

最初のほうは道路の幅も普通で荒れた感じではありません。

ちょうど白馬渓の池の位置の上にあるのがこのエリアで、一面もみじの木が。「紅葉の時期にもう一度来てみたい」と思える美しい木々の並びです↓

しかし、この木々の先からは落ち葉も増え、道路わきの木々・雑草も道に出てきます。そしてどんどん道幅も狭くなりガードレールの無い崖が続きます↓

車同士のすれ違いはほぼ不可の険しく狭い道

写真以上に厳しい道も出てくるので、車ルートにチャレンジする人は軽かコンパクトで行くことをおすすめします。そして日を選ぶこと!これが一番重要です。とにかく車同士のすれ違いができないのですから、週末の好天日などは避けたほうがよいでしょう。


例えば、我々(私と弟と弟の子供たち)が行ったのは19日(火)。この日、朝7時45分くらいまで外には霧が立ち込めていましたが、強くなる風と日差しと共に8時10分には晴天に。

「行くなら今しかない!」

ということで急いで行ったのですが、こんな日に白馬渓に行く人も無く、案の定誰にも遭遇しませんでした。


展望台から、臼杵一の超絶景!

「どうか前から車が来ませんように!」

と進むこと約10分。頂上付近には車が3台停められるかどうかという広場があり、そこから徒歩で頂上の展望台に向かう「心臓破りの坂」があります↓

昨年の4月に関東からの友人と訪れたときの写真。心臓が破れそうになった、もうすぐ六十路のTさん。

ぐうたら人種の私の姪も

「何この坂~」

と今の今まで車で楽したのに、この最後の30メートルほどでもぶーぶーと文句を垂れる始末です。

ぐうたら人種の11歳Kとその妹6歳M。手を取り合い坂に挑む

ぶーぶー言ったのも束の間。この景色を見てご機嫌に↓

臼杵市街地が一望できる展望台からの景色

臼杵湾にぽっかり浮かぶ津久見島や、辻からまっすぐに臼杵造船所まで伸びる港町の道、はるか下に見える仏舎利塔など、臼杵市の美しい風景が一望。

45分前までの霧が、嘘のような青空に

こうなってくると自分の店や実家なども探したくなり、望遠カメラで撮影しまくります↓

昨年撮影した市街地のズーム写真。実家もきちんと写っている

時間があればずーっと眺めていられる絶景です。

臼杵川が描くカーブや川に架かる橋も風情があります。

この展望台からは鎮南山方面も一望できるので、桜の時期は敢えてここから臼杵を眺め、どこに桜が密集しているのか確認するのも面白そうです。

臼杵川のカーブが思いのほか美形だったことに驚く

19日は残念ながら風が強かったので長居できず、早々に山を下ることに。

心臓破りの坂の下りは転びそうで恐ろしく、腰を曲げ、膝を曲げ慎重に歩く8歳の甥・Tはもはや老人↓

「コケたくない!」その一心で全神経を集中し坂を下る8歳甥・T

コロナ太り解消にもいいルート

臼杵の絶景を臨める、白馬渓の展望台、いかがだったでしょうか?

我々ぐうたら人種の選択肢には無かったですが、もちろん徒歩で上る、というのもアリです。昨今のコロナ太りの解消にも大変いい運動になると思います。

道路はすべて舗装されていますが、虫刺されなども考慮に入れた山登りのスタイルでお出かけください。徒歩ルートの場合かなり時間がかかると思いますので、飲料などもお忘れなく。


臼杵が地元の私もここに初めて来たのが昨年、というほどまだまだ多くの臼杵市民にも知られていない場所だと思います。機会があれば是非この絶景を見に訪れてみてくださいね。