臼杵石仏、国宝指定30周年企画が面白い
- 藤谷 愛
- 12 分前
- 読了時間: 5分
臼杵市が誇る「国宝・特別史跡臼杵摩崖仏」。市民は昔から「石仏」呼んでおり、臼杵を訪れる多くの方が観に行く観光スポットです。私の記憶を通じてこのブログでも度々登場する臼杵石仏は、昨年、国宝指定30周年を迎えました。

そんな重要な年だったことも忘れていた昨年の秋ごろ、「カニ醤油」のフェイスブックでみうらじゅんさんといとうせいこうさんが味噌を買っている写真を発見!
「何か絶対行われている!」
とソワソワしていましたが、先日その「何か」を体験してきました。
臼杵石仏国宝指定30周年を記念して企画された、みうらじゅんさんといとうせいこうさんの仏像トーク音声ガイド。タモリ倶楽部で愉しんだような、マニアックで愉快な音声ガイド体験を臼杵でしてみませんか?

なぜ「みうらじゅんさん&いとうせいこうさん」なのか?
愛媛で大学生をしていた90年代、「タモリ倶楽部」にハマっていた私にとって、みうらじゅんさんといとうせいこうさんはサブカルブームを代表する憧れの方々でした。
そもそも18歳までテレビチャンネルが4つしかなかった大分では、全国的にブームになっていることにすら置いてきぼりをくらう始末で、「北の国から」も、12時に始まる「笑っていいとも」も(大分ではなぜか夕方に始まっていた)愛媛で初めて見たのです。
そんな90年代、大分では見られなかったタモリ倶楽部でよくみかけたお二人には、「こんなどうでもいいことをあんなに楽しくできるなんて、凄い才能だなぁ」と本当に憧れたものです。
そしてこのお二人は、私は全然知らなかったのですが、既に30年以上に渡って日本全国の仏像を拝観して歩いていらっしゃるそうなのです。おそらく独自の切り口で、仏像の姿やその歴史背景などを面白おかしく語りまくられているのだと思います。
そんなお二人に白羽の矢が立った「臼杵石仏トークガイド」。昨年末から市役所のSNSや、地元のフリーペーパーなどでも「石仏めぐりをしながら二人のトークを楽しもう!」という広報がスタート。私のゲストハウスの今年第一号ゲストも、この二人のトーク目当てで臼杵にやってきたほどだったのです。
「これは必ず聴きに行かなくては!」ということで、1月に行ってきました。

先に寄っておきたい売店エリア
臼杵石仏は、ありがたいことに、市民である証明書を見せれば拝観無料です。市外の方はチケット売り場での購入が必要ですが、城下町エリアで「旧臼杵藩主稲葉家下屋敷」(日本庭園が素敵な武家様式のお屋敷)を訪れる方には「共通券」がお得でおすすめです。特に2/6(金)から行われている「うすき雛めぐり」では稲葉家下屋敷は必撮ゆえの必訪スポットですので、忘れずにどうぞ。
そのチケット売り場に隣接しているのが売店で、こちらにはみうらじゅんさん作のイラストグッズが並んでいます。Tシャツも素敵なのですが、私は「お薬手帳」を買いました。
どこか悪くてもみうらさんが描いた石仏さまが治してくれそうです。

帰宅してからお薬手帳をじっくりと見てみましたが、お二人の「見仏記」付き!
「そのポイントをおっしゃっていただけましたか!」
と嬉しくなる文章でしたので、今後も大切に病院のお供にしようと思います。
実際の文章は、サンプルの無い売店では見ることすらできません。購入した者のみが楽しめます。皆さんもぜひ現地でご購入ください。
2人の言葉とめぐる臼杵石仏
お二人の音声ガイドの内容をここで事細かく語ることはできませんが、私は見仏(お二人の造語を拝借して)している間ずっとニヤニヤしていましたし、「ぷっ!」と声に出して笑ったほど。そして
「そうですよ!そのポイントですよ!」
と内心激しく同調する場面も。
みうらさんの言葉をまたも拝借していうなら「ゆるきゃら」チックな「山王山石仏」は、この時紫外線を浴びせられ、有機物を殺傷していました。

なぜかいつも困ったような顔をしている山王山石仏のお顔の様子が、さらに輪をかけて困っているようで、「とほほ」という声が聞こえてきそうなほど。この様子を見てわたしもついつい吹き出してしまいました。
臼杵石仏の表情についてはお二人も思うところが多かったようで、その内容はぜひ音声ガイドでお楽しみください。
お二人の音声ガイドを聞くなら2月~3月がおすすめ!
お二人の音声ガイドには公開期限があるそうで、現在その期限は3月末まで!
「もしかしたら延長もあり得るかもしれないけれど、ないかもしれない」
と石仏のチケット売り場の人ですら「よく分からない」状況だったので、確実に公開されている3月末までに行くことを強くお勧めします。
しかも、臼杵市とお隣の津久見市では以下のイベントが2~3月行われます;
<うすき雛めぐり>
2/6(金)~3/8(日)
<豊後水道河津桜まつり>
2/7(土)~3/1(日)
この時期、上記の二つのイベントを楽しむために、県外から来られる方もいます。
全部1日で楽しむのはスケジュール的にかなりしんどいので、1泊2日で桜、お雛さま、石仏と楽しまれてはいかがでしょうか?夜は、フグかカボスぶりが地酒と共にお待ちしています!

<関連サイト>
国宝臼杵石仏 国宝臼杵石仏
うすき雛めぐり 【2/6(金)~3/8(日)】うすき雛めぐり | 臼杵市観光協会
豊後水道河津桜まつり 第14回豊後水道河津桜まつり - 津久見市公式ホームページ




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