城下町に住みたい人、古いものに惹かれる方に超おススメ! 「九州町並みゼミうすき大会」

最終更新: 2019年2月26日

臼杵市にUターン移住してくる前(←つい先月の話ですが)、私は、今や首都圏で人気ナンバーワンの観光地・埼玉県川越市の近くに住んでいました。川越市は「小江戸」と呼ばれる蔵造りの町並みを中心とした「旧市街」と、いわゆる近代的な商店街のある「新市街」が3kmほど続いて両立し、共に活性化している素晴らしい町。

電柱を取っ払い、蔵造りを前面に押し出した一番街と呼ばれる旧市街の一部がこちらです↓

2009年のNHK連続ドラマ「つばさ」の舞台にもなった陶器屋さんが一番手前の建物。 八町大路のカニ醤油の建物がずーっと1kmにわたって続いている感じです。

今では年間700万人の観光客が訪れ、そのうちの100万人が10月に行われる川越まつり(二日間)に訪れるという驚きの町です。ちなみに人口は約35万人。


川越と臼杵、両方の町を知っている私はいつも「臼杵ってミニ川越みたい」などと考えてしまうのです。否、川越よりも良い町づくりができるかもしれないとも思っています。なぜなら人口は川越の1/10ながらも、臼杵市には食文化や武家屋敷、寺町の風情など、川越を凌駕するものがいたるところにあるからです。そしてまだ「荒らされてない」素朴な風景があります。


そこで今回は臼杵のいいところを知るべく、「これから城下町・臼杵市への移住を検討したい」と思っている方や、長年住み続けて臼杵市の「いいね!」がよく分からなくなった(?)臼杵市民の方にもおススメのとっておきイベント「九州町並みゼミうすき大会」をご紹介したいと思います。


「第六回 九州町並みゼミうすき大会」のチラシにグッとくる

「九州町並みゼミうすき大会」は3月23日(土)、24日(日)の二日間開催されます。まずはそのチラシをご覧ください↓

私の同級生のお父様、故・玉田信行氏の「残したい臼杵の宝」。子供時代を臼杵で過ごした私には心を揺さぶられる素敵なチラシです。 この絵が製作された1984-85年、私は小学生でしたが、この時に玉田氏が臼杵各所を巡って絵を描かれているという話を聞いた記憶があります。今この年になって見てみると、その時の玉田氏が「美しい」と感じたであろう臼杵の様々な風景が、確かに「残すべき美しさ」であることに気づかされます。目に見える美しさと共に、五感を刺激する音色、懐かしい味など、このチラシが今回のイベントの多くを語っていると思います。


余談ですが、私が現在店舗と居を構える町八丁の掛町では、川を挟んで向かいにあるフンドーキンの工場から味噌づくりの大豆の匂いがしてきます。匂いというのは不思議なもので、子供時代の記憶を呼び起こしたりもするのです。フンドーキンから漂ってくる匂いの中でノスタルジーに浸っていますが、皆さんにもそんな「残したい匂い」、ありますか?


九州町並みゼミとそのイベント内容とは?

「古い町並みを守りつつ新しい町づくりを行う」がテーマの町並みゼミ。二日間にわたっていろいろな催しがあります。こちらがそのスケジュール↓

特にパネルディスカッションは両日5名ずつくらいのパネラーが登場し、それぞれのテーマで討論を行います。


23日の「地域資源と地域デザイン」というのは一見何を話すのかよく分からない内容ですが、キーワードが「移住・インバウンド(海外→日本への旅行客)・フットパス(散策路)、支える仕組み」なので大体内容がつかめます。これから移住を考えている人にとっては「移住して臼杵市でどういうことをやってみようか」というアイデアづくりの参考にもなるはずです。そして臼杵市民にとっては重要課題でもある「インバウンド対応」。今年行われるラグビー・ワールドカップ時に大量の外国人旅行客が来るのですが(←そのはず!)、その時に備えての準備など、役に立ちそうな情報が得られそうです。


24日は個人的にかなり興味のある内容で「古民家・空き家の改修の課題」。キーワードが「空き家、空き地、資金、改修主体、技術、活用」です。 臼杵市の移住モニターツアー参加経験者は、かなりのパンチ物件(当ブログでは「途方に暮れるほどのボロボロな物件」を指す)をご覧になって「これ、改修にいくらかかるんだろう・・」とうつろな目になったことだと思います。大家さんにとっても「住む人が決まるなら、どこまで自分が補修を入れて、家賃や売価をどうしたらよいのか?」そんな疑問への答えも期待できるディスカッションになるかも。


一方、他人に貸すのではなく、自分や家族が引き続き住み続けるためにはどうしたらよいのか?そんな疑問にも解決の糸口が見えそうです。私にとっても喫緊の課題で、両親が所有する建物にはその悩みを持ち続けており、整体の予約がなければ聞きに行きたいところです。


ディスカッションばかりではなく、24日には臼杵をいろんな角度から体験できる楽しそうなツアーが満載。臼杵市外から来られる方にはぜひ参加して臼杵の町並みや食文化を楽しんでいただき、さらにはSNS映えする写真を撮りまくっていただきたいと思います。


私は臼杵出身ですが、福良地区はあまり歩いたことがないのでフットパスツアーに興味津々。しかも、私の高校時代の友人宅でもある福良天満宮も巡るようです。友人によるとここからの眺めはテレビ撮影も来るほど素敵なようなので、参加される方にはぜひ楽しんでいただきたいと思います。

こちらが数々の体験コースのチラシです↓

もし文字が小さくて読みづらい場合はこちらからどうぞ↓ 「オプション体験ツアーチラシ」


夜のお食事つきイベントは食いしん坊におススメ!

23日の夜は「情報交換交流会」とその後には「夜なべ談義」という謎のイベントがあります。それぞれ会費が3,000円と1,500円かかるので何が行われるのか事務局に聞いてみたところ、平たく言えば「お食事つきのおしゃべりタイム」らしいのです。もちろん、今回のゼミに関連する情報収集などもできると思います。


そして臼杵市内外の食いしん坊にうれしい情報として、臼杵市の飲食店から取り寄せるお料理がいろいろあるらしいのです!何が出てくるのか興味津々。もちろん地元の焼酎や日本酒も出てくるでしょう!!会場となる「久家の大蔵」はもちろん久家本店さんの元貯蔵庫ですし、隣の通りには小手川酒造さん、野津町には赤嶺酒造さんに藤居酒造さんもありますから、どこの商品が出てきても臼杵市の美味しい酒が楽しめると思います。会場が私のお店からも相当近いので、仕事が終わったら行ってみようかと思っています。


コチラは3,000円の会費の会場、「久家の大蔵」。3月17日までは「うすき雛めぐり」の会場の一つになっているため、写真のように素敵な紙雛飾りが並んでいます↓

申し込みは期日が過ぎても随時受付

開催チラシには町並みゼミやオプショナル体験ツアーの申し込みは2月28日までとなっていますが、事務局に問い合わせてみると「空きがある限り受けつけています」とのこと。臼杵市内外の興味のある方は、直前でもとりあえず問い合わせてみてください。お申込書はコチラからダウンロード↓

「参加申込書」

臼杵市が作成した宿泊施設リスト(市外からお越しの方で宿泊の必要な方)には間に合いませんでしたが、私のもう一つの事業「USUKI TRAVEL GUIDE」の民泊申請を2月20日に行いました。11月から取り組んだ地獄の書類作業。何とか臼杵市で2軒目、大分県で24軒目の民泊施設となれますように!


県から承認がいただけたらすぐにこちらのブログでもご報告しますので、久家の大蔵と同じ並びの古民家に宿泊したい方は(←久家の大蔵から徒歩10秒、夜なべ談義の会場からも徒歩1分!)、承認後ぜひご連絡ください。多分USUKI TRAVEL GUIDE宿泊者第一号になると思います。


臼杵市の美しさ、素敵なところが旅行客、訪問客、移住検討者に伝わる町づくりをしていけるよう、私も古民家で生活をさせていただいているので、微力ながら活動していこうと思います。


【関連リンク】

第六回 九州町並みゼミうすき大会