今回は心躍るような写真が1枚もないブログであることを先に書いておこうと思います。しかし、とても重要なトピックです。これから臼杵市に移住してくる方にとっては全てが初めてだと思いますし、新しいチャレンジが山ほどあるのに、体調を崩してしまっては元も子もありません。そんなことにならないように、体が何も訴えていない時から、健康チェックは是非しておいていただきたいものです。
各自治体によって少しずつシステムや料金などが違う健康診断。臼杵市に引っ越してきてからの流れをご案内していこうと思います。
健康保険証の手続きと共に始まる臼杵市の健康診断
臼杵市に引っ越してきて行う、住民票や健康保険証、国民年金の手続きについては以前にも当ブログで触れました↓
健康保険証の手続きについてはさらっと数文字で終わっていますが、これで健康診断の案内が後日届きます。
「健診のご案内」を熟読し、調査票を返送する
健康診断は国民健康保険の加入者か、勤務会社が加入する保険で受けるかによって、その内容や費用が異なります。会社の社会保険で健診を受ける方は、会社からお知らせが来るので特にすることはないですが、国民健康保険の加入者は、臼杵市へ住民票を移し、健康保険の手続きが終わったら、後日臼杵市から「健診のご案内」という書類が「ドクター版ほっとさん」のイラスト付き封筒で送られてきます↓
この中に「調査票」なるものが入っており、これに必要事項を記載して返信用封筒で返送。これで第一段階が終了です。
ピンクの「受診券」が届く
調査票を返送して忘れたころに「臼杵市特定健康診査受診券」と書かれたピンクの紙が届きます↓
受診券の裏面には、健診を受けることができる施設の一覧があります。受診施設を決定したら、電話をかけてその旨を伝えます。
国保⇔社会保険の変更があった場合
受診施設に連絡をしてまたすっかり忘れたころに、いよいよその施設から受診に必要な書類や検便容器などの健診キットが届きます。
私はこのピンクの受診券で問い合わせをするときまでは国民健康保険でしたが、この夏社会保険に加入してしまったので健康保険証も変更されました。そのことを全く忘れてしまっていたある日、受信施設から健診キットが届いたのです。
このような変更があった場合、受診施設にその旨を伝えると、対象となるキットを送りなおしてもらえるので、健康保険が何かの事情で途中変更になった場合は、必ず受診施設に連絡しましょう。
そして新しく届いた社会保険用のキットの一部がこちら(撮影方向を間違えクレジットが変な位置にあるのはご愛嬌)↓
健康診断は国民健康保険のほうが安い
こちらが今回私の元に届いた、社会保険利用時のオプション検査の料金表です。
以前住んでいた埼玉県では国民健康保険だったのですが、毎年①身体計測 ②尿検査 ③問診・血圧 ④便潜血検査 ⑤血液検査 という基本検査項目に加え、オプションで⑥胃カメラ ⑦乳がん(マンモ) ⑧子宮頸がん検査(⑦と⑧は2年に1回)を受けていました。この8項目すべて受けた場合、自己負担が3500円くらいだったと思います。これと同じ内容を同じく国民健康保険を使い臼杵市で受けた場合、自己負担額は4500円程度に。
一方、社会保険では「成人病一般健診」というパックになっており、前述した8項目に加え、視力・聴力検査、心電図検査、胸部レントゲン、胃バリウム検査が入って自己負担額9894円になります。
埼玉でかかっていた医師のアドバイスに従い、私は2年に一度胃カメラ検査をやっていますが、今年はやらない年。受付の方によると、必要ないと思う検査は削除でき、その分安くなるということなのでバリウム検査を削除したところ、自己負担額は6544円に下げることもできました。
お金と時間を費やして是非健康管理を!
健診を受けたからと言って全ての病気を発見できるわけではないですが、それでも健診を受けることで病気の早期発見・早期治療に取り掛かることができた、という例はよく聞きます。
私がUターン移住してから感じることは、臼杵市では多くの女性が働いていて、中にはいくつもの仕事を掛け持ちしている方が多いという点。そして優先順位の一番にまず家族、2番が仕事で3番目か4番目にやっと自分の健康が入ってきます。結果、健康診断を受けたことがない、という国民健康保険加入者にも時々出会うことがあるのです。
しかし、自分の健康があってこそ家族を支えることができ、仕事をすることができると思います。
これから移住してくる方も引っ越しや新しい土地での仕事など、いろいろと忙しいとは思いますが、半日の時間と前述したおおよその費用で、是非年に1回の健康診断にはお出かけください。
【関連施設連絡先】
臼杵市役所 0972-63-1111(国民健康保険加入者は「保険健康課」につないでいただく)
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