棚ボタでラグビーW杯の試合を観に行く

最終更新: 2019年10月10日

前回はラグビーW杯を観に来たゲストと、彼らをお迎えする私の民泊事業についてご紹介しました。これから臼杵市に移住してきて「民泊をやってみたいなぁ」という方にも役立つ情報や様子を少しお伝えすることができたのではないかと思います。


今回は、実際にW杯の試合を姪や甥と観戦して感じたことをいろいろ書いてみようと思います。臼杵市から車で30分の距離に国際試合を行うことのできるようなスポーツ施設があるのは、お子さんのいるご家庭の移住検討者にはちょっと魅力なのではないかな、と思います。

スポーツ観戦にビールは付きもの

棚ボタで、一生に一度の体験のど真ん中へ

UTGに先週の金曜日から3泊してくださったオーストラリア人のご夫婦。驚くことに家族総出でチケットを確保し、札幌から時には家族バラバラで南下。福岡で合流し、その後臼杵にレンタカーでやってきました↓

宿泊ゲストの多くはJRパス(外国人が日本旅行でよく使う、新幹線などJR乗り放題のパス)を使用して臼杵に来るので、ゲスト用の駐車場の確保に神経質になる必要はないと思います。幸運なことに、UTGの近所には畳屋町市営駐車場があり、19:00-翌9:00まで無料となるなど駐車料金が格安。レンタカーで来るゲストにはここを使用するように伝えています。

私の説明した使用方法が間違っていたのに、自力で使い方を覚えたゲスト、W氏。

さて、このご夫婦、大分でも5人分の席を確保していたらしいのですが、そのうちの3枚が使用されないことになり、金曜日の夜に「良かったら一緒にどう?」と誘ってくれました。

「W杯が日本で、しかも大分であることなんて絶対にもうない!」

熟慮の結果、ラグビーについては

「ボールは後ろに投げなければいけない」

しか知らない46歳独女、姪11歳K、甥8歳Tの3人でこのチケットを使わせていただくことになりました。


超快適!臼杵発着の無料シャトルバス

先週も力説しましたが、試合会場の近所まで出ている臼杵発着の無料シャトルバスは実際利用してみるとやはり超快適でした↓

JR大分駅や別府駅を発着したシャトルは、前回のブログで登場したカナダ人ゲスト曰く、地獄絵図だったそうです。JR大分駅から出発する往路でさえ、乗るまでに30分~1時間待ち。そして超満員の人たちが一気に出口に向かう復路は、バスに乗り込むのに1~2時間待ちだったそうなのです。


一方、臼杵に宿泊しているW杯のゲストは、予約した人数が揃えばすぐ出発。それまではエアコンで快適な車内でゴロリと過ごせばいいのです。

カナダVSニュージーランドの臼杵行シャトルは、23:40臼杵着の予定でしたが、なんとゲストがUTGのドアを開けたのが23:10!驚きのスピードで帰ってきたのです。カナダ人親子も

「今回は臼杵に泊まって観光も楽しめたし、交通もスムーズだったし、本当に良かった。」

と感動し帰路についてくれました。


ちなみに予約状況を管理する人は市役所のおもてなし観光課の職員の方々。観光プラザできちんと予約者のチェックをして乗車させ、抜群の笑顔でお見送りしてくれました↓


スタジアムまではかなり遠いバス停「I」

臼杵発着のシャトルは、昭和電工テニスコートの脇にある「I駐車場」が発着所になっています。

臼杵からI駐車場までは30分強で、そのあと15分歩いてパークプレイスに行き、フードコートでランチを取り、そこから15分かけてドームに行きました。まっすぐドームに向かっても25分ほどはかかる距離です。


ランチに好物のたこ焼きをたらふく食べて上機嫌だった甥の8歳Tが、一体いつになったら着くのだ、とブスブス文句を言い始めて間もなく、やっとドームに到着。

さっきまで不機嫌だったTを鎮めたのは、やはりこの雰囲気↓

雰囲気に圧倒される、黄色の縞々の甥Tと赤い帽子の姪K

こんな大きな場所に行ったことがなかったし、私も初めての大分ドーム。みんなで興奮して写真を撮りまくりました。

「まだ子供だし、ルールも分からないし、連れて行ってもどうだろう?」

という思いもありましたが、大きくなってもこの雰囲気は記憶に残るのではないでしょうか。


あちこちで国際交流

私はイギリスに留学していたことがあるのですが、その時に大学の先生から留学生に対して

「今日はサッカーの試合があるのですが、ドイツ対イギリスだからパブなどには間違っても行かないように」

というアドバイスを授業の最後に受けたことがあります。

「さすがフーリガンが幅を利かせている国だなぁ。でもちょっと大げさなんじゃあ・・」

と疑った私は、完全にこの国を読み違えていました。

その夜ドイツに負けたイギリスでは、ロンドン中心地で暴動が起き、ロシア人がドイツ人に間違われて殺される、という間抜けですがしかし大変不幸な事件まで起こったのです。私はそれ以降「スポーツってとんでもないことを引き起こすので、国際試合など観に行かない」という流儀でした。

しかし、ラグビーはさすが「ノーサイド」の精神で凄く友好的。お互いを尊重する精神を会場一体となって見ることができます↓

嫌な顔一つせず、記念撮影に数十分費やす素敵な豪サポーター

国籍、肌の色、宗教関係なし!会場が一体となってウエーブ

こういう感覚も子供時代の経験としてはとても貴重なものに違いありません。


1階?2階?観戦ベストポジションは!?

私たちは1階席だった為、選手が近くに来るとかなりはっきりと表情まで見ることができました。とにかく男たちのぶつかりあう姿が迫力満点↓

しかしこうなるとボールの行方は全く追えず↓

ボールをカメラで追いかけるのも一苦労。やっととらえたと思ったトライの写真もこの有様です↓

右横緑の豪選手が初トライ!しかしカメラの中心は公式カメラマン

整体のお客さまで同じ試合を観に行った方は2階席だったそうですが、話を伺うとボールの行方はかなり追いやすかったそうです。どこの席も一長一短のような気がします。


一足先に会場を出るべし?!

今回のオーストラリアVSウルグアイ戦は残念ながら試合終了の随分前から結果は見えていました。そしておそらく観戦慣れしている方たちなのでしょう。終了する前から帰り始める客がいたのです。私は「なんて失礼な人たちだろう」と思っていましたが、試合が終了して出口に向かうときにその意味が分かりました。単に激混みなのです。


4万人近くのお客さんが一気に出口に向かうのですから仕方がありませんが、スタジアムのエリアを脱出するまでに軽く30分はかかりました。そしてその後は25分ほど歩いて駐車場に到着。計1時間ほどかけてシャトルバスに戻ってきたのです。しかし、これでもやはりゲストたちは臼杵に滞在して正解だったと口をそろえて言っていました。予約したお客さんも時間通りに揃いすぐに出発。やはり30分強で辻の発着所に戻ってこれたのですから。臼杵に宿泊したゲストは「やはり日本は時間通り」という印象を強くしたのではないかと思います。

これから19日や20日の準々決勝の観戦に行く方には、混み具合など気を付けていただきたいと思います。


そしてこれから臼杵市への移住を検討されている方々には、臼杵から車で30分の距離に世界的スポーツ大会の会場となるような施設があるのはおススメポイントの一つです。 サッカー好きなお子さんがいるご家族なら、是非このドームで大分トリニータの応援などを楽しん頂ければと思います。