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新しいことにチャレンジする2026その①「金継ぎ」

  • 執筆者の写真: 藤谷 愛
    藤谷 愛
  • 1 時間前
  • 読了時間: 5分

皆さん、明けましておめでとうございます!

これを書いているのは年明け3日目ですが、アップされるのは1/14の為「今さら~?」と思われるかもしれませんが、今年最初のブログですのでご容赦ください。

 

さて、皆さんは2026年をどのような年にしたいですか?私の姪や甥のように学業で頑張らなければいけない人もいるかもしれませんし、お仕事でこれまで頑張ってきた成果をあげる年になる人もいるでしょう。もしかしたら、長年温めてきた「臼杵への移住計画」を実行に移す方も!ウェルカムです!

いずれにしても、健康が第一!まずは皆さんが健やかに過ごされる年になることをお祈りしております。

 

私は新しい活動(少なくとも2つ)に時間をかける年になりそうなので、2026年は不定期で「新しいチャレンジ」シリーズを書こうと思っています。

今日はその①なのですが、自分の趣味的なものとして、年末「金継ぎ」に初チャレンジしました。

「これ、来年以降も毎日の生活で使えるなぁ」

と感心した作業だったので、「金継ぎのすすめ」をレポートしたいと思います。

年始だから「金」ってのもいいですよね。

金継ぎした陶器たち
3人でチャレンジした金継ぎ作品

積みあがっていく木っ端みじんの品々

私は城下町エリアで雑貨店を運営している為、海外にしばしば買い付けに行きます。そして買うものは主に食器。イギリスやアメリカ、ヨーロッパで30~70年前に生産されたビンテージ食器です。一つ一つ大切に選んだ品なので、愛情込めて梱包します。しかし、この商売を長年やって梱包技術が向上しても、毎回1、2個は必ず木っ端微塵になります。

「どんな扱いしたらこうなるんよ(泣)」

というくらい、荷物を放り投げる海外の空港職員に破壊されます。

割れた陶器
ドイツのビンテージカップもあえなくこうなる

これまではそのような破損品は廃棄していたのですが、「金継ぎ」という作業があることを知ってからは

「いつかこれらを繋ぎ合わせるときがくる!」

ととっておくことにしていました。自ら使用する分に十分であればよいのです。


そして、いよいよその時が2025年12月にやってきました!


パン屋で行われた金継ぎ教室

臼杵市には有名なパン屋さんがあります。「ウエムラブレッド」さんです。材料を吟味し、子どもでも安心して食べることができるパンを臼杵の山奥で作って早10年。その品質を支持するお客さんはいまや県内外に多数です。


そのウエムラブレッドさんがいよいよ昨年下山(?)してきて、店舗の上でいろいろな教室を開くことになったのです。教室の詳細は文末にあるウエムラブレッドさんのインスタグラムからご確認ください。


私はここで12月に行われた金継ぎ教室に参加しました。講師は「金継ぎ工房 カミナルナ」の矢野先生。先生のインスタグラムアカウントも文末にありますので、今後の開催予定など、ご興味のある方はご確認ください。


矢野先生は金継ぎの先生でありながらも銃を扱う猟師という凄い経歴の持ち主で、金継ぎ中、器の話ではなく私はずっとジビエの話をしていたような気がします。また参加者4人(全員女性)の中でもう一人猟師の方がいて、「臼杵の山側も魅力的だなぁ」と感じる話が満載。金継ぎはもちろん楽しく、今後にも活かせる楽しいものでしたが、ここで出会った方々とのお話も凄く楽しかったのです。


先生は「お直ししたい器を、いくつでもいいのでとりあえず持ってきてください」ということだったので、私は継ぎ直しがしやすそうなものを選んで持っていきました。

破壊陶器の数々
店からかき集めた破壊品

金を使わない「簡易金継ぎ」に挑戦

本当の金継ぎはコストも時間もかかるので、超初心者の私のような参加者には「簡易金継ぎ」がおすすめです。先生はほんまもんの金継ぎ「本漆継ぎ」と私たちが挑戦した「簡易金継ぎ」の違いを丁寧にしてくださって、使用する材料も丁寧に教えてくれます。材料の資料も用意され、「自分一人でも自宅でできるように」という配慮があってありがたい限りです。

金継ぎで使う材料
金継ぎに使う材料各種。ほぼホームセンターで揃うらしい

私の今回のメイン破損品は「陶板」。インテリア用に購入したのですが、送られてきたものがパッカーンと3分割されていたのです。台無しです。

割れた陶板
尻が際立つ可愛いデザインだったのに・・

そしてスープカップとコーヒー&ティーカップです。

これらはお店の商品として入荷したものの欠けたり、羊同様パッカーンと割れたりしたものです。


のり→パテ→化粧を丁寧に

例えば私のスープカップですが、取っ手が破損。

ハンドルが壊れたスープカップ
哀しいほど見事にとれた取っ手

これをお直しします

①    まずはこれを合成接着剤でくっつけます

接着剤を塗る様子
矢野先生がお手本を見せてくれる

②    そして強化するためにパテもくっつけます

金継ぎのパテ
小さなパテをこねくり回して柔らかくして接着

③    そして合成漆を塗り

④    金属粉で化粧

金属粉を振ったあと
金属粉を振るとマットな質感に

丁寧さと根気を欠く私の性格上、仕上がりはこのようにワイルドな出来になってしまいます。しかし、丈夫です。もうこの取っ手が取れる気がしません。


一方、丁寧な作業が得意と思われる猟師の方はこの素晴らしい仕事具合!

金継ぎ作品
猟師さんが取り組んだ作品。やっぱり手先が器用!

表面は接着面がもはや分かりませんし、裏面の継ぎ目も金属粉で化粧したら素敵な仕上がりです。

金継ぎ作品
パテも綺麗に接着出来て素敵!

また私の羊ちゃんは新たに化粧すると元々のデザインが台無しになりそうだったので、とりあえず接着のみ。先生によると「このような場合は『カラーフィル』という色付けタイプの西洋継ぎにした方がいいかも。」ということで、次回機会があったらこの続きをやってみたいなぁと思っています。

カラーフィルにむいている破損品
とにかくくっつくにはくっついたので、続きは次回!

先生は「金継ぎはどんどんお直しができるので、何度失敗しても大丈夫です。」と言っていました。私のような性格の人間には心強いメッセージ。


最後はみんなでウエムラさんが淹れてくれたコーヒーや紅茶を堪能。

慌ただしい生活の私にとっては実に豊かな時間でした。



臼杵にはこのように個人で開催している教室や、公民館での教室など結構いろいろあります。移住生活が落ち着いたら、お友達作りや趣味の幅を広げるために、教室や習い事、始めてみませんか?


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