八町大路火災からの復興　その6「復興イベント＆フォーラム」（前編）

藤谷愛
16 分前
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11/18、臼杵市の隣町・佐賀関で大規模火災が起きてしまいました。

今回犠牲になった方のご冥福をお祈りするとともに、被災された多くの皆さまに心からのお見舞いを申し上げます。

昨年の八町大路火災からもうすぐ一年ということもあり、人ごとではなく心が痛みます。

11/25現在、個人のボランティア活動の受け入れはまだ始まっていないようですが、私の出来ることは募金とマッサージしかありません。ですので、既にボランティアリストには名前を載せていただき、現地の判断で必要性があるとなったらすぐに避難所等でマッサージ活動ができたらと思っています。こちらの情報も進展があれば追ってこのブログで発信できればと考えています

一方、昨年の11月24日に起こった八町大路火災から丸１年が経ちました。

被災地域から歩いて１分ほどの場所に店を構え、実家も同じ八町エリアにある私としては、この火災を臼杵の方々が忘れることなく、私自身も被災者の方々に寄り添って行けたらという想いで定期的に復興関連記事を書いています。

火災跡の史跡発掘調査も数か月前に終了し、更なる調査が必要になるようなものも出土しなかったようで、来年以降は復興も目に見えて進む部分が出てくるのではなかろうかと期待しているところです。

そして先日から復興イベントや復興フォーラムが続々と開催されているので、これらについて前編と後編に分けてレポートしたいと思います。

音楽とお酒満載の復興イベント

11/16に行われた「秋の八町大路復興応援イベント」。１日で行うにしてはかなり盛りだくさんのイベント内容で、当日仕事の合間をぬって観に行ったのですが、「１日通して遊びたかった」というくらいの賑わいでした。

午前中から午後早めの時間に関しては音楽イベント。母校でもある東中学校の吹奏楽部の演奏は観られなかったのですが、そのあとの日本文理大付属高校の吹奏楽部の演奏は、さすが高校生の演奏とあって圧巻でした。老若男女が楽しめる数々の名曲をメドレーにしていて、青空の元で観客皆さん盛り上がっていました。

よく「音楽に心を救われた」という言葉を聞きます。私は音楽音痴なのですが、音楽を通じてたくさんの人が集まり一体となって賑やかに楽しめる、というのはかなり元気づけられることだと思いました。特に「商店街の復興」ですから、人が集まってこそ、被災した商店街の方々にもパワーになると思います。

今後もこういった音楽イベントはぜひ行っていただきたいなぁと感じました。

八町大路火災復興コンサート — 火災跡地での演奏に何重にも重なる観客の列。音楽に癒されます

そして、午後からはなんといってもユネスコ創造文化都市である臼杵市らしいイベント「八町大路で乾杯！」です。

臼杵市の酒蔵４社が集って角打ちや販売を行い、臼杵の酒を満喫していただくというイベント。

私は仕事の関係もあり、最初の10分くらいしか参加できず、運転の関係でお酒を飲むこともできませんでしたが、気になるお酒をチラホラ発見。次の機会にはテイスティングさせていただこうと思います。

赤嶺酒造場の美味しそうなお酒 — 赤嶺酒造場さんの梅酒とカボスリカーが気になって仕方がない。ボトルデザインもカッコいい

丁度臼杵市の乾杯条例施行から10周年ということもあり、市長も参加して楽しい会になったようです。

ブログをご覧の皆さんも、臼杵市のお酒の会は凄く楽しいので、ぜひ一度参加してみてください。

幟市に参加して商店街を盛り上げる

私自身、日ごろからどうやって商店街の復興に携ることができるのか考えていますが、このイベントを通じて思ったのは、「商店街に出店することが一番の盛り上げではないか？」ということです。手っ取り早くできるのは商店街の一員になることだと思います。ただ、私もこの1月に新しい建物に移転したこともあって、そんなにどんどん移転するわけにはいきませんし、普通の方もお店の営業を簡単に始めるわけにはいかないと思います。

そこで思い当たったのが、毎月第一土曜に開催される「幟市」です。