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臼杵で別府で大忙しの夏休み・その1「第5回うすき街色絵画教室」

私の母校でもあり、現在姪や甥が通う臼杵小学校は、通常よりも1週間ほど早く夏休みを切り上げ、8月25日に2学期の始業式を行うそうです。


私が小学生だったころは土曜日も半日学校に行ってましたし、第2次ベビーブームの競争社会でハードな日々を過ごしていました。夏休みが縮まるなんて我々世代には考えられない酷い仕打ちですが、現代の子供たちは実はそれほどガッカリしていません。

伯母である私はそんな短い夏休みに少しでも一緒に思い出を作りたいと、老体に鞭打ち姪や甥とイベントに参加したり、今年小学校に入学した姪に毎晩算数や国語の特訓をしています。

加えて今月は古くからの友人がイギリスから遊びに来るというので、3日間別府と臼杵を観光ガイド。

外国人観光客に人気の別府・海地獄

まず今回は、姪と甥と参加した夏休み恒例イベントの紹介をしたいと思います。


うすき街色絵画教室とは?

昨年も参加してブログに書いた夏休み恒例イベント「うすき街色絵画教室」。

*昨年の様子はコチラ↓

時間と根気が無く諦めた昨年の作品

前回のブログを見ていただいてお分かりいただけるように、私は本当に絵心も根気も無い人間です。しかし「上手に絵を描いてみたい」という気持ちはあるのです。

「今年もまた同じイベントのことをブログに書くのはどうだろう?」

とも思いましたが、今年は少なくとも根気よく絵を描き遂げるという目標の元、もう一度ブログに書くことにしました。絵が上達するための努力はこの1年全くしていませんでしたが、心根を変えることでちょっとは絵も上達するものなのでしょうか?


そんな個人的な疑問はさておき、このイベントは臼杵の古い町並みの魅力に市民が気づき、広めていけるようにと企画されたものです。ですので、描くスポットは城下町エリアに限定されています。今年は参加人数が格段に増えて40名以上いたと思います。

親子参加が目立った今回のイベント

描き方について簡単な講義を30分ほど受けたのち、道具を持って描くスポット探しから始まります。


どこを描くか?

昨年のブログにも書きましたが、例年この時期は大変な猛暑。描きたい場所はいくつも有るけれど、日陰が無かったら命がけの創作活動になるので、

「とにかく日陰のあるところ」

これが第一条件になります。


また、イベント中に与えられた時間は約2時間。実際この時間中にできることはデッサンのみ、と昨年気づきました。ですので、私と姪は鉛筆、消しゴム、水、タオルのみ持って参加。時間が無いので、身軽に素早く描く場所を探すことが大切です。


私は今年既に描く場所を決めており、事前にその場所の写真を撮影。当日は姪の意見を取り入れつつ、姪の描く場所を探すのみという状況にしておきました。


昨年以降も引き続き優柔不断な姪はスポットを決められず、結局日陰と風通しの良さ最優先で私の独断で決めたスポットがここです↓

旧真光寺の中二階からの眺め(この写真は7月に撮影)

我ながら最高のチョイスだったと思います。

「こっちの方向?それともこっち?」

小3の姪Mが選んだのは複雑な屋根瓦の並びではなく、比較的描きやすい写真右側の階段の風景。

窓枠が額縁のようで素敵な角度

臼杵にはこういう画になる風景がゴロゴロあり、写真を撮るにしても絵画をするにしても飽きない場所だと思います。


描く!描く!!描く!!!

場所が決まったらとにかく描き進めるのみ!姪Mは

「暑い。」「難しい。」

などと絶えず何か文句を言っていましたが、

「水飲んだら?」「私の方も難しいから手伝って。」

と嫌な返事をしていくうちに伯母に愚痴るのが面倒になったのか、静かな創作活動をやっと始めました。

真剣に描く姪と真剣に屋根で働くおじさん

静かに描く姪に負けず、私も撮影した風景を黙々と1時間半描きます。


途中、絵画教室のアドバイザーの方々が巡回して、絵の描き方のアドバイスをしてくれます。

姪は自分の見えたとおり、画用紙の半分が障子、半分を階段の風景にしていました。アドバイザーの方は

「半分半分だと絵がイキイキしないので、障子をもうちょっと削って階段のところをもう少し広く描いたらどうだろう?」

とアドバイスしてくれました。姪がそのアドバイスに従って描きなおした作品がコチラ↓

色々な四角が魅力的な姪Mの絵

私は姪の絵心を日ごろから高く評価しており、私の雑貨店の入口にはいつも彼女の描いた作品を飾っています。3~4か月に一度何かを描いてくれるのです。

今回の絵も私の絵よりよっぽど雰囲気が出ていて凄く良いと思います。色塗りも私がゴチャゴチャ口出しせず、彼女がじっくり完成させるのを待ちたいと思います。


一方私は、現在進行中の仕事で「夕方又は夜の臼杵の風景」をたくさんカメラ撮影しているのですが、そのうちの一つが凄く気に入っています。今回はその風景を描いてみることにしました。

夕方の甚吉坂

今回は石垣を「キチンと何となく」描いてみました。前回は嫌になって下書きを完全に諦めたので改善点と言えるでしょう。


さて、本ブログを書いているのは8月23日(水)。イギリスから来た友人の観光ガイドなどで全く色塗りが進んでいませんが、締め切りは二日後の8月25日(金)午後5時。明日は整体のお客さまが満席なので、実質締め切り日当日のみで描き上げなくてはいけません。できるのでしょうか?


昨年は入賞作品がポストカードにされて、サーラ・デ・うすきで販売されていました。賞品などもあるそうですが、私の目標はやはりポストカードになること!締め切りまで時間がありませんが、へたくそなりに一生懸命仕上げてみようと思います。


完成品に関しては次回のブログの冒頭で少し紹介したいと思います。

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