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人生初のガーデニング(その1:理想の庭を考える)

更新日:8月16日

梅雨から夏。冬生まれの私にとっては嫌な季節の始まりです。

特に今年は管理する土地や家が出来たため、そこにある雑草や木の処理をどうしたらよいか悩むばかり。


皆さんのお庭はいかがでしょう?

「昔からこんな庭を作りたかった~!」

というような理想形があってその通りに作れたでしょうか?

それともまだ庭はないけど理想形はありますか?


庭付き物件に住むことになった移住者必読!

役に立つ(かもしれない)お庭造り情報を、今回から数回に渡ってご紹介します。

完成までまだまだ時間がかかりそうな我が家の庭づくりですが、参考にどうぞ。

庭の木の伐採
「お庭掃討作戦」開始!

生まれて初めての庭

私が18歳まで生まれ育った実家は築40年の庭無し一軒家。

狭い町八町で庭を持っている家は稀なうえ、18歳以降はアパートやマンション暮らしだったため、庭というものに縁のない人生を送っていました。


一方、留学したイギリスではガーデニングが日々の生活の中にあり、庭の手入れは週末の欠かせないルーティン。

30年前の留学時代からお世話になっているイギリスのお宅の庭

イギリスに行くたびお世話になっている写真の家の庭はかなり草木がぼうぼう生えています。ただ、通路とBBQエリアをしっかり作っているので快適に読書やお茶が楽しめます。

この状態まで家主である知り合いはかなり手間暇かけていたと思います。ただ、虫との遭遇は必須で、虫嫌いの私自身は庭を持つ気には全くなれませんでした。


しかし五十路に入った途端その時はやってきました。10年間別府に住んでいた両親が老後の生活の利便性を考慮して臼杵に帰ってくることに。臼杵での終の棲家(恐怖の庭付き)の管理がほぼ私に一任されてしまったのです。

7月初旬に両親の怒涛の引っ越しを終え、今まさに庭の掃討作戦が始まろうとしています。


庭の完成形は家と同時に考えよう

移住者の多くが臼杵市の空き家バンクサイトを一度は見たことがあると思います。

市内各所に散らばる空き家がかなりの数登録されており、状態が良くて価格がお手頃のものは凄いスピードで売れていきます。


庭(草ぼうぼうも含め)付きの登録物件もよく見かけますが、そんな物件の

購入を検討中の方に、家自体のリフォームと同時に考えていただきたいのが

「庭をどのようにするか?」

です。


これまで移住してきた人に庭をどのように使用するか聞いたことがありますが、多い順だったのが以下になります;


1)駐車場にする

2)特に考えていない

3)ガーデンプランをすでに考えている


子育て世代は送り迎えなどで車が必要なので2台所有の家庭が多いです。家の庭に余裕があるならそこを駐車場にする方が利便性も高く、立地によっては経済的かもしれません。最近ではアスファルトやコンクリートも価格が高騰しているので、どのような素材を使った駐車場にするのかも熟考が必要です。

3)のようにプランを考えている人は問題ないですが、一番危険なのが2)の「何も考えていない」パターンです。


私の両親の家の場合、入居する1か月ほど前に以前の持ち主の方が綺麗に雑草処理をしてくれたのでありがたかったのですが、通常なら入居までに空き家期間が数年に及ぶこともしばしば。凄い量の雑草が生い茂っていることが多々あります。

玄関前の植木
玄関から庭への通路は植栽がはみ出し激狭。虫を気にしながらびくびくしながら通る日々

2)の場合、引っ越しが終わってなお「どうしようかなぁ」などとのんきに考えていたらさらに雑草は勢いを増し、庭はジャングル化するかもしれません。いくらリフォームで家を綺麗にしても、草ぼうぼうの庭に囲まれていたら快適とは言い難いですよね。


庭のある物件に入居するのが決まった時点で、屋内と同様に屋外のプランもしっかり立てておいた方が良いでしょう。


ちなみに私の場合は

①虫が発生しにくい

②雑草処理が比較的楽

③シンプルですっきりした見た目

これが理想形です。見た目は3番目!とにかく1にも2にも虫と雑草対策なのです。

草ぼうぼうの庭
前のオーナーさんも最後は管理できなかった裏庭。虫が怖くて窓が開けられない

庭作業の救世主「シルバー人材センター」

私は今回臼杵市のシルバー人材センターに連絡し、伐採や草刈りについての相談と見積もりをお願いしました。以前、我が家の掃除を手伝ってもらうために一度依頼したことがありましたが、費用も押さえられて私が作業できない場所をカバーしてくれたので大変助かりました。


今年の5月以降、市内のいろいろなところで見かけた剪定や伐採をしている人に連絡先を聞いたところ、そのすべてが「シルバー人材センター」とのことで、臼杵市の多くの方が庭作業や草刈りなどで利用しているのが分かります。


但し、夏のこの時期は要注意。シルバー人材センターでは草刈りや剪定の予約が凄まじいそうで、順番が回ってくるまで1か月ほどかかりました。


次回はいよいよシルバー人材センターの仕事の様子をレポート!

いい香りのする金木犀や多少の日陰を生み出している木々の伐採はもったいない気もしますが、シルバー人材センターと共に今回取り組むのが以下の内容です;


① 金木犀など大き目の4種の木を伐採

② その他めちゃくちゃ育ったアジサイや雑草を処理

③ センリョウとマンリョウは全体を見て残すか否か判断する

シルバー人材センター
段取りを練るシルバー人材センターの伐採チーム

我が家のジャングルがどのくらいすっきりするのか?かかった時間や費用などもレポートします。


<関連サイト>



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