1月末から臼杵市観光協会と制作に取り組んでいる新しいガイドマップ「わたしのうすきとりっぷ・泊」。
2022年から制作している「わたしのうすきとりっぷ」シリーズの宿泊バージョンで、臼杵市にある宿泊施設を紹介する内容です。ただ単にデータ紹介するのではなく、私が実際に訪れてみて「え!?こんなものがあるの!?」とか「何これ!?おいし~💛」というような情報を盛り込んでいます。
このシリーズで私は毎回記事や写真を担当しています。臼杵市に住んでいて臼杵市の宿泊施設に泊まることはまずないので、今回は特に新しい発見があって楽しいお仕事になっています。完成したらまたご紹介しますので、こうご期待。
さて、先日はこの関係で佐志生(さしう)地区の宿泊施設を取材させていただきましたが、佐志生自体思いがけずいろいろオモシロイ場所があるのです。
夏だけじゃない、楽しい佐志生地区をレポートします。

按針も足を踏み入れた(?)佐志生の海
現在震え上がるくらい寒い臼杵市ですが、週末からは春の陽気がやってきそうです。そうなると花粉で体調がボロボロになり、ふらふらしているといつの間にか夏が始まっている、というのが臼杵です。臼杵では6月から海水浴シーズンが始まりますが、市民に馴染みのビーチと言えば「黒島」か「浜公園」です。

どちらの地区も佐志生地区にあり、特に黒島に関しては昨年話題になったディズニー制作のドラマ「SHOGUN」の冒頭の舞台の一つ。ドラマ内では静岡県の網代が按針の漂着地として描かれていますが、史実では臼杵市の佐志生沖、黒島周辺なのです。
歴史が好きな人は按針の漂着時に思いを馳せたり、単に海を楽しみたい人はその透明度の高い黒島ビーチ(小石ビーチ)や浜公園(砂浜)で海水浴を楽しんでみてはいかがでしょうか?
ちなみに2021年のコロナ期に「臼杵のおすすめ海水浴場」という記事を当ブログで書いています。詳細についてはこちらをどうぞ↓
魚を食べたい?それなら「按針朝市」です
Uターン移住して早7年目となりました。以前から行きたいと思っていた海鮮類の朝市にやっと参加!
佐志生の漁港にある「JFおおいた臼杵市支店佐志生営業店」で毎月第2、4土曜日に行われるのが「按針朝市」です。昨年ブログ記事で登場した「パパイヤおじさん」こと中野さんはこの按針朝市でも地域おこし活動に頑張っていて、「凄く新鮮で美味しいものがあるからおいで~」と度々言われていました。
朝8時きっかりに按針朝市はオープン!私は写真撮影があったのでお買い物は臼杵市観光協会のSさんに一任。
ワーッツとすごい勢いで入ってきた海鮮マダムたちをカメラに収めていきます。

「Sさんどこ!?Sさんまだ!?」
と待っていましたが、やはりマダムたちの勢いにやられて蚊帳の外。仕方がないので満足のいく写真が撮れたあと私も参戦。なんとかこの日の目玉商品である「カマガリ」をゲット出来ました。
本当はクロメも欲しかったのですが、海鮮マダムたちは草木一本残しません。商品は開始5分で7割がた売り切れるという凄さでした。

ちなみにはじき出されていたSさんがゲットしたのは「佐志生レモン」。魚介の朝市に来たのにゲットしたのがレモン・・。でもこれはこれで地元色が出ていていいと思います。普通は「国産レモン」などスーパーで書かれているのですが、瀬戸内レモン以外で地域名が入った国産レモンは初めて見ました。その他「佐志生トマト」もあり、中野さん曰く「そこの畑で採れたやつだよ。」というだけあって完熟の仕上がり。
アサリもあったので、カマガリ、アサリ、トマト、レモンで「佐志生ブイヤベース」ができたなぁと反省。
次回は夕食のおかずにすることを考えながら買い物しようと思います。
臼杵湾を一望!「折立展望台」
朝市で満足した後、「おすすめの写真スポットとかないかなぁ」と悩む私とSさんに、これまた中野さんからの助言が。
「旧豊洋中学前にある折立(おったて)展望台がおすすめ。海が一望出来ていいよ~。しかも登頂まで徒歩5分。」
運動不足のSさんと私にとって響いたのは「登頂まで徒歩5分」です。

早速登り口を発見し登ってみましたが、5分と言ってもかなり急な坂が続く5分なので要注意です。手すりとなる綱などが無い場所もあって、落っこちないように自然に生えている木を掴みながら登っていくという体たらく。私もSさんも「運動靴で来てよかった。1人じゃなくてよかった。」と思うほどちょっと急な坂でした。

しかし登り切ってみると中野さんの言う通り眺めは抜群でした。
市民でもなかなか知らないスポットで、津久見島はもちろん、津久見の無垢島や保戸島も見えるなかなかの展望台。特に晴れた日は行ってみてください。

お休みの日は佐志生の海を満喫しよう!
楽しい佐志生地区のレポート、いかがでしたでしょうか?加えて佐志生には春から見ごろになる花畑もあります。季節ごとの美味しいもの、楽しい場所、はたまた歴史ロマンを求め、ぜひ佐志生地区に行ってみてください。
Comments