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憧れの「臼杵焼」!大蔵出し市プレイベントに行ってみた

  • 20 時間前
  • 読了時間: 6分

更新日:4 分前

私の経営する雑貨店「ケレシュ雑貨部」では、メインの商品が海外のビンテージ陶器となっています。

20年ほど前、前職で海外赴任した折にそれぞれの土地で出会ったビンテージ食器のデザインが可愛く、ドはまりしてしまって、今では仕事の一つとなっています。

「こんな可愛い陶器はどうやって作られるんだろう?」

と、旅先で工房があれば可能な限り立ち寄るようにしていて、独断と偏見で選んだお気に入りの陶器セレクションが今では300点を超えています。


好きなものに囲まれて過ごせる今の生活は楽しいのですが、本当は「自分で作れる才能があればなあ」と常々感じています。

残念ながら、私はアートを愛することはできても創り出すことができないのです。

 

そんな私にとって、アーティストはいつも憧れの対象です。絵画、音楽、陶器、デジタルアートなどなど、ゼロから形を生み出せる人が羨ましくて仕方ありません。

 

今回は、そんな憧れのアーティスト、とりわけ「陶芸と料理」を生み出す方たちが創る素敵な空間「うすき皿山」で、4/28に行われたイベント「大蔵出し市・プレイベント」をレポートいたします。


「大蔵出し市・プレイベント」のメイン会場、南舎のUSAMI食堂
「大蔵出し市・プレイベント」のメイン会場、南舎のUSAMI食堂

 

うすき皿山とは?

「うすき皿山」は陶芸家である裕之さんと、料理家である友香さんの宇佐美ご夫妻が中心となって作り上げた、食と陶芸の体験施設。

南舎側から臨む北舎の臼杵焼工房「アトリエ皿山」
南舎側から臨む北舎の臼杵焼工房「アトリエ皿山」

裕之さんは江戸時代にほんの数年だけ生産された末広焼を2015年に再興し「臼杵焼」としてブランディング。この10年で国内外に多くの臼杵焼ファンを作っています。

工房は外からも眺められる
工房は外からも眺められる

また、友香さんはマクロビオティックを生活の中で学び、臼杵市の有機・減農薬野菜である「ほんまもん野菜」を中心とした料理や、素材にこだわったスイーツをUSAMI食堂や皿山喫茶室で提供しています。

イベントで中国茶をふるまう友香さん(右)とスタッフの方
イベントで中国茶をふるまう友香さん(右)とスタッフの方

うすき皿山は、臼杵焼の工房や皿山喫茶室を中心とする「北舎」と、USAMI食堂を中心とする「南舎」に分かれており、友香さん作のスイーツやお料理は、裕之さん作の臼杵焼で提供されます。

器に盛られたお料理、提供される空間、調度品のすべてに「調和」が感じられ、その心地よさと美味しさで多くの訪問者を魅了する施設なのです。

USAMI空間
壁に飾られた臼杵焼プレート、アンティーク棚、料理が調和する

ゴールデンウィークの恒例イベント「大蔵出し市」

そんなうすき皿山では年間を通じて趣向を凝らしたいろいろな企画、イベントが行われていますが、集客で言うならばゴールデンウィークの「大蔵出し市」が一番人気なのではないでしょうか?

臼杵焼の蔵出し市
蔵出し市では正規品と共にセール品がズラリと並ぶ!

臼杵焼はその製造過程から大量生産ができません。また、生産する全てが正規品になるわけでもありません。形にわずかな歪みが出たり、色飛びが出たり、ヒビ・欠けが入ったりなど、難がわずかであってもアウトレット品になるものが出てきます。

そういった品をセール品としてゴールデンウィークに毎年販売していて、大体20%~50%引きで購入することができるのです。

 

臼杵焼の代表的フォルムは「蓮」
臼杵焼の代表的フォルムは「蓮」

私は数年前に一度蔵出し市に行ったことがありましたが、終盤だったためお目当てのマグカップは完売して買えませんでした。それ以降、仕事の都合でタイミングが合わず、ここ数年全く行くことができていませんでした。しかしフェイスブックで繋がっている裕之さんのページで、ある日驚きの告知を発見!


「臼杵焼大蔵出し市・プレイベント」

裕之さんのページに載っていたのは、

①    大蔵出し市の前日(4/28)に一足早く蔵出し市を満喫し、

②    友香さん作のスイーツブッフェと中国茶を味わいながら

③    RENTARO室内オーケストラのコンサートを楽しみ

④    臼杵焼アトリエツアーで臼杵焼の制作裏側を見る

という贅沢な約3時間のご案内。しかも4/28は火曜日で私のお店は定休日です。もうこれは参加するしかない!ということで贅沢な時間を体験しに行ってきました。

 

大蔵出し市一番乗りだったため、前回逃したマグカップも大量に並んでいます。

セール品のマグカップ
手作りゆえのわずかなフォルムの違いがセール品になるも、それもまた魅力

陶器をまじまじと見たことがない方には、もしかしたらどこに難があるのか分からないかもしれません。私も周囲や上から見てもその難がよく分からず、裏返して「ああ、これね!」となりました。シェイプが綺麗だったので、お尻にあった傷は気になりません。見えませんからね。これで半額になっていました。結果、3つのマグカップをゲットして大満足です。

今回ゲットしたマグカップ3客。丸いどっしり方は自分用に
今回ゲットしたマグカップ3客。一番右は自分用に

私が運営するゲストハウスの朝食などで使っていこうと思っています。

 

続く音楽とスイーツブッフェタイム。

スイーツブッフェの様子
圧巻のスイーツブッフェ。今回は7種を味わいました

通常は皿山喫茶室でいただくことができる中国茶。この日は友香さんが中国の雲南省で直接買い付けたというお茶4種類と福建省のジャスミン茶をいただきました。

中国茶も臼杵焼でいただく
それぞれの茶葉に明確な特徴があり飲みごたえのある中国茶

お花の華やかな香りのするものや、少しクセがあるもののさっぱりした後口のものなど、無限に広がる中国茶の世界を楽しませていただきました。その他酵素ジュースやコーヒーなど10種類のドリンクがありましたが、3杯でお腹いっぱい!スイーツは7種類全部楽しませていただきました。味はもちろん、やっぱり友香さんのスイーツは色彩が豊かで、建物の雰囲気に凄く合うように飾られています。

 

コンサートもコントラバスという楽器の音をじっくり聞いたことが無かったし、天気や会場の空気感も相まって、久々に落ち着いた贅沢な時間を過ごすことができました。

RENTARO室内オーケストラのコンサート
RENTARO室内オーケストラのコンサート

 工房ツアーも興味深く、どのような形で私の経営するゲストハウスのお客さんに「臼杵焼体験」をご紹介できるのか考える機会にもなりました。これから取り組む活動の為の宿題です。

臼杵焼アトリエ見学
型打ちしたものはエアーを吹き付け土台から外す臼杵焼

 

来年もぜひ体験したい至福の3時間

陶器が大好きで食いしん坊の私にとっては、とにかく至福の3時間。来年も開催する予定です、と最後におっしゃっていたので、願わくば、私の定休日と重なりますように!

 

臼杵市への移住を検討されている方、特に子連れの方は、ゴールデンウィークの訪問はかなりおすすめです。うすき皿山のある石仏エリアでも城下町エリアでもいろいろなイベントが行われていて、お子さんもスタンプラリーなどで楽しむことができます。大人にとっても子どもにとってもかなりバランスのいい楽しみ場所がある臼杵市。

皆さんのお越しをお待ちしています!

臼杵焼でいただくコーヒー
「きちんと飲めるのだろうか?」と発表時からずっと気になっていたカップ。すっきりと飲めます。

 

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