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臼杵市で起業したい方におススメ!「創業支援セミナー 起業家育成プログラム」

2月は毎週火曜日に2時間+アルファ(←懇親会)の創業支援セミナーに参加しています。

主催は臼杵市産業促進課で、このセミナーに参加することでいろいろな支援を受けることができます。

「臼杵市に移住して起業する!」

という方は、とにかく参加しておいたほうが何かとお得なことになるセミナーなのです。

今回はこの「創業支援セミナー2019年版」の様子をご紹介していきたいと思います。


全4回で起業までのプロセスを作る

今回の創業支援セミナーは全4回で、創業前の人がメインターゲットとなる内容です。 前半の2回がゲスト講師(各日2名)による講座、3回目が個別の相談で、4回目がプレゼンテーション(5分程度)という流れになっています。コチラが2019年版のチラシ↓

様々な分野で活躍されている方を招いて、今から起業する人に向けた情報提供をしてくれます。市役所の方に伺うと、このセミナーは年に1回しかやっていないそうなので日程などをよく把握して起業前に参加されるのが良いと思います。


セミナーの内容って役に立つの?

「じゃあなぜ既に2月1日に開業したアナタが参加してるの?」 と問われそうですが、それは前述した「諸々の支援を受けるため」。

例えば、臼杵市で法人を設立する際に登録免許税の軽減優遇があったり、融資の拡充や特例に加え、今回の私の移住&起業においては、創業支援事業の補助金(1/2の補助で上限100万円)が受けられたりするのです。

こう書くと「単に支援を受けたいだけでイヤイヤ参加してるんじゃない?」などとうがったご意見をいただきそうですが、実際参加してみると起業前か後かに関わらずなかなか面白い話を聞くことができます。


私はマーケティングや営業の話を聞くのが好きなので(←実際にやりたくはないナマケ者)、1回目のゲスト講師でいらした「株式会社コラボ」のCOO・後藤陽介氏のお話を興味深く拝聴させていただきました。


今までサラリーマンとして会社で働いてきた内容、脱サラして埼玉で行った自営の内容など「果たして自分のやってきたことは一般的なマーケティング論と比較してどうなのだろう?」ということを自問しながら、「じゃあ次はこうやってみよう」というステップも考えることができたので貴重な時間だったと思います。

起業していても第一線で活躍している方のお話からは学ぶことも多く、起業前だろうが後だろうが参加すれば結構楽しめる、という内容だと思うのです。


コチラは臼杵市観光プラザで行われた、セミナーの前段階でもあった移住して起業した(又はこれからする)方のトークセッションの様子。創業支援セミナー自体には今回は10数名参加しています↓

このブログを更新した時点で3回目まで受講していることになるのですが、前半2回を受けてみて講師の皆さんが共通しておっしゃっていたことが「なぜこの事業を起こしたいと思ったのか?」というポイント。当然と言えば当然ですが、やはり重要なようです。


例えばお店展開をする場合、マーケティング上その動機から客層ターゲットが決まることもあるでしょうし、人材雇用の場ではその客層に対してウケの良さそうな人を雇うし、資金調達の場面では裏付けされたデータと共にその動機から始まる情熱が大きな説得力になるからです。その過程を4方面から資料を使ってアプローチしていきます。こちらが前半2回、4名の講師が使用した資料↓

そして何よりも重要なのは「事業は一人では出来ない」ということ。中にはこういったセミナーを通じて知り合ったセミナー仲間と、お仕事上でも助け合う関係になることが多いとのことで、毎回のセミナー後は懇親会。私は先週の2回目に参加しましたが、会場は私のお店の3軒隣にある「11(ワンワン)DOG」さんでした!

余談ですが、この日のランチでどうしても近隣の飲食店を食べ歩きたかった私は、「11 DOG」さんにしようか「白楽天」さん(←友人が『すましラーメンが美味しい!』と絶賛したため)にしようか迷っていたのですが、通りがかった際にちょうどランチの始まった白楽天さんに入ったのでした。その夜に11DOGさんにも行けるなんて・・自分の運の良さに酔いしれました。


懇親会ではセミナーで質問できなかったことを聞いてみる

セミナーとは関係ないですが、11DOGさんのホットドッグとハンバーガー、美味しかったです。かなり大きくてびっくりしました↓

セミナー自体はテーマがあるので、それとかけ離れた質問をする勇気は私にはありませんでしたが、懇親会であれば疑問に思ったことを何でも聞けるので、質問の多い私としては助かります。かなりざっくばらんとした雰囲気で堅苦しくありません↓

4月から始める予定の観光業で、インバウンド(海外→日本の旅行客)のお客様の決済システムをどうしようかと年明けから悩んでいたので講師の方に聞いてみると

「インバウンドなら『ラカラ』がいいんじゃない?」

と聞いたこともない会社の名前が出てきました。調べてみると中国第2位の決済額を誇る会社。すぐにラカラジャパンに問い合わせをしました。


無料(!)の専用端末一つでマルチ決済ができるかなり魅力的なサービス。日本でも急速に広がりを見せているQR決済もでき、日本のキャッスレス決済の数倍先をいっている感じです。私もこの手の知識に全く追いついておらず、埼玉にいたときに見た「エアレジ」に感心していたくらいなので「ラカラ、導入したーい!」となったのですが、残念なことにクレジットカード決済までラカラジャパンがまだ進んでいないのです!


WechatPayやAliPayを駆使する中国人を中心にしたインバウンドならラカラを今から導入してもいいと思うのですが、私の行う観光業の場合は民泊や体験アクティビティーが中心。今のところ中国というよりは欧米系になってしまいそうなのです。したがってクレジットカード決済は必須、ということでまた悩んでいます。


しかし、こうした情報交換ができて、調査の糸口や比較基準ができるというのは大変有益で、こういった質問に対して何らかのアドバイスが出てくるのも懇親会のいい点だと思います。


さて、来週火曜日は創業支援セミナーも最終日で、プレゼンテーション日。しかも持ち時間はたったの5分!昨年11月末に行われた移住や創業支援の審査会で行ったプレゼンテーションでは15分の持ち時間を5分もオーバーしたのに、5分で起業について語るなんて至難の業です。そしてその後は大懇親会。とりあえず整体のお客さまを揉み揉みしながらその内容を1週間考えてみようと思います。


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