2月1日、やっと私の2事業「臼杵 整体&リフレクソロジー ケレシュ」と「ケレシュ雑貨部」がオープンしました!只今ホームページを製作中ですが、完成まではフェイスブックで最新情報を更新しています↓
何度フェイスブックで「死にそう・・」と連発した2週間だったことか・・。営業をやっていたサラリーマン時代もかなりハードでしたが、「1月31日までに仕上げる」というプレッシャーの中での作業は相当なものでした。「気力!体力!!行動力!!!」と誰かの選挙活動のような3拍子で自身を鼓舞しながらの日々。「やっぱ40代が最後のチャレンジ」と思い知らされた1月でした。
今回は私の2事業のお店の内部を改装工事ビフォー・アフターでご案内。これから地方移住をして起業する人も参考にどうぞ。
外装作業by家族&親戚一同
何度も触れていますが、セレブとは無縁な生活の私に「贅沢」などという世界がやってくることはありません。「できること、全て自前で、ド根性!!」が合言葉の移住活動です。
改装前の物件の外装はこのとおり↓
色褪せたテントが侘しい雰囲気を出し、その下にある花壇の葉っぱも伸び放題。ナント内部のキッチンにまで侵略が進んでいました。草取りと言えば我が父Y雄・73歳の出番です。私は虫が大嫌いなので、こういう草取りは絶対にできませんが、Y雄はヘビと納豆以外は平気な男。むしろ草取りが大好きなのです。
「年明けでいいから草刈っといてね~。」
と11月末に帰省した際に言い残して帰京したのですが、その翌日に孫二人とともに草取りに出かけたそうです。
そして、かすれて白くなった木壁の塗装もY雄が担当。その上の漆喰の汚れ除去は弟のYがやり遂げました。
そして完成した外装がこんな感じ↓
葉っぱの無くなった花壇のところにはエアコンの室外機が鎮座。それをごまかす赤い郵便受けと赤と白の縞々テントがかなり気に入っています。今回このテントは後藤テントさんにお願いしました。
こちらは後藤テントの若き専務、後藤達朗さん。ガタイはいいですが仕事は繊細です。
このテント、古民家の単調な色にアクセントを加えてくれ、初めて見る方は「かわいー!」と掛町に響き渡る声で絶賛してくれています。後藤テントさんにはたくさんの種類のテントがあって、今回の私のような店舗用のものから農業用ビニール、漁業資材まで取り扱っています。移住してビニール素材のものが必要な方には重宝する業者さんです。最初の写真にある電柱さえなければ、軒もお揃いのテントで作ってほしかったくらいです。早くこの電柱が地中に埋まってくれるのを祈るのみ。九電さん、よろしく!
【後藤テント】
所在地:臼杵市唐人町683-1
電話:0972-62-3158
嫁Sの父K彦さん登場
さて、ちょっと建物の入り口に近づくとこんな感じに仕上がっています↓
前述したように、古民家というのは風情があるのですが、カラーが茶色と白の一辺倒でもあります。お店のある臼杵市掛町界隈の建物は多くが古民家、又は古民家風の建物の為、私のお店も何もしないとただただ溶け込んでしまうのです。それでテントに加えて植物でも色を添えることにしました。
「そういうことならウチの父はプロですよ。」
とアドバイスをくれたのが弟Yの嫁S。大分市に住むSの父K彦さんは定年前まで緑地関連の仕事をしていたそうなのです。願ったりかなったりですぐに電話をかけて相談。植物関連になると抜群のフットワークをみせるというK彦さん。電話の二日後にはハンズマンで資材を揃えてやってきました↓
「これでいいかのぅ・・」と近くから遠くから吟味するK彦さん。妻のKさんも助手として参戦。ちなみに、カラフルなミニチェアもK彦さん作。日焼けした浜の男のような風貌に似合わず、作る作品は女子ウケするものばかりです。
「ところでトイレットペーパーの予備、出しっぱなしやと埃をかぶるけん、今度トイレットペーパー入れを作ってきちゃるわぁ。」と驚くべき繊細さをみせるK彦さんに、私は本気でDIYの弟子入りをしようかと考えています。ご来店の際はK彦さんの作品群もお見逃しなく!
アンティークや北欧雑貨ファンにはたまらない内部
大林監督ゆかりの喫茶店「クランク・イン」があったころにはレトロなフロアでした。
しかし私のお店では半分を整体&リフレクソロジーのエリア、残り半分が雑貨販売のエリアの為、入り口で靴を脱いで上がるシステムになっています。これまでの床はかなり汚れていたのでこれを全部張りなおすことにしました。
ちなみにこれがビフォー↓
そしてこちらがアフターの整体エリア↓
床を張り替え、奥にある棚を引っぺがし、照明を付けただけですが、物を置くとかなり印象が変わって見えませんか?
そして、こちらが前回も紹介した中庭のビフォー↓
そしてこちらが雑貨商品を置いたアフター↓
ウッドデッキにして内部はこんな感じ↓
このエリアの上部がまた面白いんです。ご来店してご自身の目で確かめてみてください。
雑貨エリアにはアンティークやビンテージの海外食器の他、北欧生地やハンドメイド作家さんの作品も委託販売しています。いろいろな商品が200点以上あり希少なものばかりなので是非可愛い雑貨達にも会いに来てくださいね。
多分日本初!「モーニング付き整体&リフレクソロジー」
臼杵でお店を出すにあたって気を付けたことは「これまでに臼杵ではなかったお店作りをする」ということ。
整体&リフレクソロジーの施術自体も臼杵では珍しい中国式の整体施術と台湾式の足つぼマッサージを取り入れているのですが、それではなかなかお客さんには伝わりづらいだろう、ということで「モーニング付き整体」をすることになりました。
「臼杵 整体&リフレクソロジー ケレシュ」は営業時間が3部制です。
【朝の部】8:00-11:00
【昼の部】13:30-17:00
【夜の部】19:00-21:00
この【朝の部】で施術を受けた人が希望すれば朝食が出てきます!
全身整体 60分4,000円、90分6,000円
台湾式リフレクソロジー 45分4,000円
経絡ヘッドマッサージ 30分3,000円
というのが大まかなコース料金ですが、このどれを受けても朝食が無料で付くのです。ネットで調べてみましたが、朝食が付く整体院というのはネット上では存在しませんでした。
早速開店から朝食を提供していますが、早起きして朝食を人のために作るというのも楽しいものですね(←独女の為、45歳の今頃気付く)。ちなみにオープンから今週末までは寒いので「スープウィーク」。スープにクスクスが付きます。小鉢はその時の思い付きで、何が出るか分かりません。ちなみに最初の2日間は、臼杵が誇る「やないのごま豆腐」の小鉢を提供。私はこのやないの商品が、ごま豆腐界で日本一だと思っています。移住者にもぜひ食べていただきたい逸品です。臼杵市内ならどこのスーパーにも大体置いてます。
メニューは週替わりですので週1ペースで通うお客さんがいても同じメニューが出ることはありません。
「上げ膳据え膳」を切望している主婦の方に大変喜ばれています。整体を受けて朝食を食べてのんびり帰宅。そんなささやかな贅沢を臼杵市の方には楽しんでいただきたいと願っています。ちなみに朝食はこの古い台所で作っています↓
昔の古いかまどをアレンジしたものがクランク・インの時からあったようです。プロパンガスの配線が微妙なため家庭用ガスコンロが置けず、中華屋さんが使いそうな鋳物コンロをガッツリ2基も設置しました。実家の洋食屋の弟からは「これいいなぁ」と狙われています。
入り口の正面にある階段には現在開店祝いのお花や観葉植物がずらりと整列↓
友人たち、内装工事を担当していただいた業者さん、この物件の大家さん、実家の洋食屋にお肉を納品してくれている地元のお肉屋さんまで多くの方からお花をいただき、感謝感激です。この場を借りてお礼申し上げます。
このような感じで2事業はオープンしました。物件の契約から開店までわずか3か月という期間でしたが、その間に経験したチャレンジと、周囲の方に色々助けていただいた感動はこれまでの人生の中でもかなり貴重なものとなりました。
これから大分県臼杵市に移住をされる方も大変なことが多いと思いますが、感動や楽しみも必ずあります。同じ移住者として一緒に臼杵市を盛り上げていきましょう!
ちなみに4月にもう1事業オープン予定です。それは今後のブログで詳細をお知らせしていきます。こうご期待!
【関連リンク】
【臼杵市の2月の移住&起業イベント】
「移住モニターツアー(就業・継業・創業編)」
日程:2月9日~11日
詳細はこちらから↓ 移住モニターツアーのポスター
「空き店舗見学ツアー」
日時:2月9日(土)14:00-17:00
*当店が見学ツアーのコースに入っています!当日は温かいコーヒーを準備してお待ちしています♪
問い合わせ・お申し込みは2月7日(木)まで。詳細はこちらから↓
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