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八町大路火災からの復興 その7「復興イベント&フォーラム(後編)」

  • 執筆者の写真: 藤谷 愛
    藤谷 愛
  • 2 日前
  • 読了時間: 5分

2025年も残りわずか。今年最後のブログも商店街関連のトピックとなります。


18歳で生まれ育った臼杵を出てから27年間も臼杵市外で生活していましたが、Uターンしてから早くも丸7年が経とうとしています。幼いころの風景をところどころに残している商店街ですが、その活気は少子化の波には抗えず、ちょっとずつ寂しくなってきているのも事実。


そんな中で起きた2024年の八町大路火災。この商店街で過ごした夜市、七夕祭り、祇園祭、のど自慢コンテストなど、数々の懐かしい思い出がよみがえり、商店街に店を出しているわけではないのですが「子どもたちの遊び場でもあったこの商店街の風景を何とか遺していきたい」と強く感じるようになりました。

そういう想いもあって、2025年のブログ記事には商店街関連の話題がたくさん登場しました。


2026年、大きく動き出すであろうこの八町大路の復興について今回は書いてみようと思います。


復興フォーラムで語られた商店街の方々の想い

八町大路火災から1年が経った11/24、サーラ・デ・うすきで復興フォーラムが行われ、今後の商店街の行方が気になっていた私も参加してきました。

八町大路火災復興フォーラム
2026年の商店街の行方が気になる方が大勢参加!

この日は北九州市の旦過市場からもゲストスピーカーの方が来られていました。以前私のブログでも書いたように、2度の火災を受け、只今「再整備&復興」が真っ最中の市場です(詳細は以下から↓)。


フォーラムでは、八町大路の火災後2週間くらいで、臼杵市職員や商店街の方々が旦過市場の復興の過程を北九州に聞きに行ったりして、多くのことを学んだというお話もありました。主だったものに


①    撤去の流れ

②    役所との連携

③    商店街の在り方

④    復興の流れ


などがありましたが、1地権者としての考えと商店街を今後どのように繋いでいくかという両面で考えなければいけないのは本当に大変なことだと思います。


商店街の思い出は「遊び」ばかりの私のような一市民にとっては、③の「商店街の在り方」が気になります。実際、私の運営する整体院に来られるお客さんの多くが、「火災跡地はどうなるん?」とマッサージ中に話題にしています。みんな気になるのです。


大人になった私としては、


・生鮮三品(野菜、肉、魚)のお店

・観光客が楽しめるような食べ歩きのお店

・「ここでしか手に入らない」臼杵独自のお土産や手しごとが堪能できるお店

・銭湯(←昔は大体1町に1銭湯あった)

・観光客の受け皿となるような風情ある宿泊施設

・観光客が(夜に女性一人でも)入りやすい飲食店


など、結構無理難題も含まれますが、商店街にあってほしいものが山ほどあります。


この中でも商店街の方も同様に考えていらっしゃったのが、生鮮三品のお店です。商店街といえば大体どこでもこの三品のお店があるものですが、昭和48年生まれの私が覚えている限り、生鮮三品(野菜、肉、魚)が揃った記憶がありません。「肉のやまと」さんはあったのですが、魚屋さんと野菜屋さんの記憶が無いのです。


現在中央こども園がある敷地には、かつてスーパーの「マルショク」があり、1階は生鮮食品、2階は衣料・寝具などがありました。加えて、「主婦センター」(地元企業のスーパー)「コープうすき」、「トキハ」(大分の百貨店)や「寿屋」(百貨店とスーパーの中間的存在。1976年に火事で全焼)などがあったので、商店街も生鮮三品にこだわらなくなったのかもしれません。


フォーラムでこういった三品不在の状況を商店街の方々が既に問題視されているという話を聞き、私は少し安堵しました。今後の商店街の方向性が、この後の100年を目指すものになるのでは、と感じたのです。

八町大路火災復興フォーラムの様子
会場となったサーラ・デ・うすきは満席状態

補助金を活用しては?

私はこの地域の人が日々利用できる商店街として生鮮三品が必要であるというならば、そして観光集客の中心として城下町の町並みが存在するならば、そこにある商店街も観光の中心として、市の産業補助金をここに集約してもいいのではないかと思っています。


臼杵市の産業観光課では、既に「臼杵市空き店舗活用支援事業補助金」という開業に向けての制度があって、中央通り商店街での起業も対象になります。

また、今年度の募集はすでに終了したようですが、「臼杵市産業・雇用促進事業補助金」というものも。

いずれにしても市役所のHPで創業や開業に関する補助金制度は確認できます。


火災跡地をどう活かすか、商店街をどのように今後100年繋げていくのか、この町の観光の在り方をどのようにもっていくのか。その3つ全てがこの復興にリンクしていると感じるのです。そこに新しく移住をしてきて開業する人たちがいたら、カラフルな商店街になると思います。だからこそ商店街に移住と産業の両方での補助金をこれまで以上に市から投入してほしいなぁと考えています。

八町大路火災復興フォーラムでのパネルディスカッション
臼杵市の西岡市長も参加したパネルディスカッション。復興政策、期待してます!

2026年の商店街の動き

メディアなどでも放送されましたが、12/18に8回目の「八町大路火災復興連携会議」が行われ、今後の八町大路の復興の流れが示されました。同時に、火災跡地の建物や空間を立体的に描いたイメージパースも発表されました。防災エリア(ポケットパーク)を確保するとともに、大きなチャレンジとなる「商住共存ゾーン」があります。

八町大路火災復興のイメージパース
風情ある町並みは必須。問題はこの実現化!大変そうだけど私も町づくりに参加したい!

アイデアの一例ですが、通りに面した1Fは全て商業テナントが入り、2Fを住居にする棟や観光関連施設にする棟などに分かれます。ただ、今後こういったアイデアを実現性のあるものにする為、市やワーキンググループによって土地の活用や管理運営方法について検討していくようです。

そして「商住共存ゾーン」の実現化案作成目標が2026~27年にかけて。

長い道のりになりますが、かつての楽しかった商店街の復興や臼杵の観光活性化の為、私も可能な限り復興活動には参加して、又その状況をこのブログでお伝えしていけたらと考えています。


さて、今年も残りわずかとなりました。

皆さまにとって2026年が実り多い年であることをお祈りしております。そして健康第一で!とりあえずこの年末年始はインフルエンザなどには気をつけましょう。


2026年もよろしくお願いいたします!




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