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早起きせよ、マーケットへ行こう!~臼杵の朝市~

海外赴任をしていたサラリーマン時代から「マーケット」と名の付くところが大好きです。フードマーケットなら「お得で新鮮」なものが手に入るし、フリーマーケットやアンティークマーケットなら「お宝」を発見することもあります。このドキドキ感が堪らず、海外赴任中は毎週末どこかのマーケットに出没していました。それが今のビンテージ雑貨の事業にも繋がっているので、人生何事も経験してみるもんだなぁと日々感じています。


臼杵に移住してきてからもやはり「マーケット」という言葉には敏感この上なく、仕事が入ってなければ(又は部分店休にしてまで)それらのイベントに出かけています。


今回は、今後移住してくる方にも是非お出かけしていただきたい、定期開催されている臼杵の朝市を3つご紹介したいと思います。


「うすき海鮮朝市」

場所:臼杵魚市場

日時:祝祭日を除く毎週土曜日 7:30~ (売り切れた時点で終了)


私と味覚を同じくする8歳の甥っ子Tとよく出かける朝市。

Tの目的はただ一つ「海鮮丼を食べたい」。

私は「新鮮な魚を買って美味しい料理を作りたい」。

この二つの目的を叶えてくれるのが「うすき海鮮朝市」なのです。


朝市では新鮮な魚をお手頃価格で販売しており、捌くのが苦手な方には地元の海洋科学高校の生徒さんが練習も兼ねて捌いてくれます。

真剣に取り組む海洋科学高校の生徒さん

私が高校生の頃、海洋科学高校は水産高校と呼ばれており、なかなかヤンチャな学生が多かった学校です。当時の私は大学進学が希望だったので普通科の臼杵高校に進学したのですが、今「どこの高校に魅力を感じるか?」と問われれば、迷わず海洋科学高校と答えるでしょう。デッカイ鰤とかハマチをスパッと美しく捌いてみたいし、缶詰の作り方も習ってみたいものです。一般人が習えるコースがあればいいのに、と本気で思っています。


写真のように真剣に取り組む学生の姿を見たら「多少ミスしてもいい、いいよ!頑張れ!」とまたオバチャン気質が出てきて、こういった姿を眺めるのも楽しみになってきています。


市場に隣接する「海鮮食堂うすき」では、彼らの捌いた魚がTの大好きな海鮮丼として、たったの500円で登場します。

甥っ子T8才の食い気が勝り、撮影前に少し食べてしまった海鮮丼

大体メニューは2つか3つ↓

何かが違う「ほっとさん」が気になって仕方ない「海鮮食堂うすき」の外看板

3月のブログでもご紹介しましたが、うすき海鮮朝市には「大感謝祭」なる特別イベントが春と秋にあり、海鮮物が好きな方には必訪のイベントです。大感謝祭のイベント詳細はコチラからどうぞ↓ 「子供も大人も超本気!「うすき海鮮朝市大感謝祭」


「八町大路 幟市」

場所:八町大路

日時:毎月第一土曜日 10:00~ (売り切れた時点で各ブース終了)


臼杵市街地にある八町大路商店街で行われる、月1回の朝市。規模は小さいながらも私の大好きなお魚系もあるので時間が空いているときには必ず行っています。

こちらは、私が移住前に居た埼玉ではまず見ることがなかった太刀魚専門店↓

太刀魚は足が早いので首都圏ではなかなかお目にかかれない

3枚に卸した太刀魚は天ぷら(一般的な方の)がおススメとのこと

ここの「タチ天」(太刀魚のすり身の天ぷら)は超絶品です。揚げる前の状態のものを購入し実家で揚げてもらいましたが、弾力、太刀魚感、味付け、どれをとっても最高でした。

甥っ子Tの素質は私の遺伝なのか、私も食い気が勝り、ついつい撮影前に手を出して「しまった、撮り忘れた!」ということが多々あります。今回も撮影前に完食してしまいました。来月はこのタチ天の他に、写真の3枚おろしも絶対に買おうと思っています。


ちなみに、九州以外の方の為に説明しておきますが、九州で「天ぷら」というのはさつま揚げのようにすり身を揚げたものです。九州では普通の天ぷらもさつま揚げも「天ぷら」と呼びますので九州外からの移住者は混乱なきよう。


その他、海洋科学高校のブースも時折見かけます。コチラも太刀魚屋さんとはまた違ったタイプの「天ぷら」を売ることがあるのですが、野菜も入っていて優しい味付け。販売時には写真のように長蛇の列ができます↓

海洋科学高校製作の天ぷらに、アトラクション並みの長蛇の列

爽やかな生徒さんが販売も行う

創業1600年、老舗のカニ醤油では味噌を練りこんだベーグルが特別に販売されます。 個人的にはラムレーズン&クランベリーがお気に入り↓

味噌と洋酒は合う、という発見アリのカニ醤油のユニークな商品

サーラ・デ・うすきの前にブースを設置している「NPO法人バトン」では牛すじカレーを販売。これも相当美味しそうでしたが、荷物が半端ない量になってきたので次回チャレンジしてみようと思います↓

トロトロに煮込まれた牛すじカレーは次回までお預け

「ひゃくすた」

場所:臼杵石仏公園

日時:毎月第一日曜日 7:00~10:00(5~9月)、8:00~11:00(10~4月)


つい先日の7月7日に初めて行った「ひゃくすた」。野津で有機農業を行っている農家さんを中心としたファーマーズ・マーケットです。


有機野菜や果物のブースが20近く並ぶ「ひゃくすた」

私が臼杵中を探していた「生食できるトウモロコシ」がここにありました↓

「これぞファーマーズ・マーケット」な試食もたっぷり

後藤農園さんのスィートコーン。埼玉県に住んでいた時に、6月になると出回っていた生食コーンを臼杵ではなかなか発見できなかったのですが、やっと発見!金印のほんまもん野菜(うすき夢堆肥等の完熟堆肥で土づくりを行い、化学肥料、化学合成農薬を使わずに栽培した農産物)なので安心してかぶりつけます。

臼杵では無理だろうと半ば諦めていた生食トウモロコシ

こちらで購入した万願寺唐辛子(辛くない)も絶品。写真のお母さんに教えていただいた通りちょっと焼いてポン酢に漬けたら最高でした。私は辛党なのでタバスコ少々追加。

埼玉では激辛の万願寺唐辛子で酷い目にあったが、臼杵のは甘くて安心

大好物の空心菜もゲット↓

空心菜も臼杵ではなかなか出会えないが、やはりここでも感動の再会

販売は野菜だけではなく、その場で食べることのできるお食事もあります。

新鮮な野菜を使ったカレーや↓

子供でもOKな野菜たっぷりカレー

おむすびなど↓

4人の姪と甥が凄いスピードで平らげたおむすび

農家さんが作る食事やドリンク類も絶品揃いでした。


今回の「ひゃくすた」には4人の姪や甥と一緒に出掛けたので、若干集中しきれなかったという後悔アリ!来月は一人で出かけてみようと思います。


海の幸、山の幸などいろいろな食べ物が手に入る臼杵の朝市。移住してきた方はもちろん、移住の下見に臼杵を訪れる方も、開催日と合えばぜひ出かけてみてくださいね。


朝市に集中できなかった原因の一人、甥っ子T8才↓

不信な目つきをする甥っ子Tの表情を出せなくて残念

*7月28日までは石仏公園で「蓮まつり」も行われています。既に蓮の花が綺麗に咲き始めていたので、期間中是非出かけてみてください。蓮の花は早朝が見頃です。

朝5時台に見に行くと開花シーンが見られるそうだが、私には早すぎて無理

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