7月6日オープン!臼杵を味わう「豊後感動本舗」

最終更新: 6月16日

「ここ、何ができるんな?」

本町にあった海鮮居酒屋「吟」の跡地で改装工事が始まってから、道行く人の多くがそう思ったことでしょう。改装も終わり、現在はオープン準備をしている最中なのですが、それでもなお通りかかる人々は

「ここ何の店?」

と思っているはず。表からはどういう店なのかとにかくよく分からないのです。


臼杵市中心街の謎多き新店舗「豊後感動本舗」さんを今回は大解剖します!

「豊後感動本舗」の幕がかかる謎店舗に突撃!

事前情報ゼロ!レアな取材ケース

通常、取材を行うときは対象となるお店や人物を事前に調べます。そうすることで逃してはいけない質問を準備でき、その場の会話や実際の建物、商品などから感じた疑問に時間を割くことができるからです。


しかし今回取材させていただいた「豊後感動本舗」や運営会社である株式会社「KIZUNA大分」の情報はネット上にまだまだ少なく、事前情報がほぼゼロの状態でお伺いすることになりました。久々に緊張感をもって(?)本町のマンリ薬局さん前のお店に到着。

外装は「吟」の時とほぼ変わらない「豊後感動本舗」(写真左)

臼杵市街地への移住を考えている人は知っておいたほうが良いですが、臼杵市の中心街では市の景観条例により、外装に漆喰や木材などを使用しなければいけません。ネオンギラギラの看板を取り付けることなどもはやできないのです。

従って、豊後感動本舗の外装もその昔の商家を思わせる作りですが、中に入ると無駄のないモダンな空間が広がります。

敷地の一番奥まで見通せるスッキリとしておしゃれな内観

早速、店舗責任者である永松さんにお話を伺ってみました。

明るく元気な店舗責任者の永松九実子さん

10代を過ごした臼杵市を盛り上げたい

豊後感動本舗を運営する「株式会社 KIZUNA大分」(以下、キズナ大分)は、ECサイト(ネット通販)をベースに地域物産品の開発や販売をメイン事業とした会社。

福岡にある親会社「株式会社 KIZUNA」には、豊後感動本舗と同様に、熊本の特産品を扱う「肥後感動本舗」、福岡の特産品を扱う「筑後感動本舗」などが系列会社としてあります。


今回豊後感動本舗は他に先駆けて初の実店舗を臼杵市でオープンすることに店内は「ふぐ茶漬け専門店」、「テラスカフェ」、「物産販売」、「ギャラリー」の4つのエリアに分かれています。

物産販売例としては、臼杵煎餅のほか、髙橋製茶の有機栽培茶なども。

北村直登氏デザインのパッケージがカッコよすぎる後藤製菓の臼杵煎餅

また、肥後感動本舗や筑後感動本舗の取り扱い商品も購入できます。

夏にソーダ割りして飲んだら美味しそうなお酢各種

店舗責任者の永松さん、実は10代の頃に福岡県からご両親の仕事の都合で臼杵市に引っ越してきました。その後、大分市などにも住んでいましたが、今回の実店舗運営もきっかけの一つとなり臼杵市に戻ることに。


「昔はアーケードがあって賑やかだった本町も寂しくなってきていたので、お店を作るならココに、と思っていました」

永松さんが言うように「臼杵市をまた盛り上げていくなら町なかから」と思っている人は多いと思います。


女子が喜ぶ3つのポイント、その①ギャラリー「竹宵小路」

株式会社KIZUNAの代表取締役社長(松永高徳さん)は、実は店舗責任者である永松さんの実兄。今回キズナ初の実店舗を臼杵に出すことに決めた理由には前述した「地元愛」もあったと思うのですが、ビジネス面で「臼杵の伸びしろ」への期待も。


江戸時代からの風情を残す臼杵の城下町そのものは、忙しい都市部の生活から一息つくには最適な場所と松永さんは捉えています。今後も実店舗を出す予定の熊本や鹿児島でも、県庁所在地などの都市部から離れ、ゆったりとくつろげる場所に出店を考えているそうなのです。


そういった想いでデザインされたその内装と提供するサービスが、なんとも女子ウケするもの満載。早速内部を見てみましょう。

店内に入るとすぐに吹き抜けの空間

商家のような建築とモダンデザインが同居する素敵な入り口。その先には見慣れた絵画が並ぶギャラリー「竹宵小路」。

ギャラリー「竹宵小路」に並ぶ作品群

一目で臼杵の有名な画家、故・玉田信行氏の作品だと分かりました。玉田氏の長男が私と同級生で、私の実家と同じ唐人町で印刷業をされていたことから、子どもの時からその作品を見る機会は多々ありました。


彼が「美しい」と感じていたであろう建築、文化、自然など様々な臼杵を描いており、私はそんな愛情のこもった彼の作品が大好きなのです。取材時にまさかこれほどの数の作品が並べられているとは知らず、かなり感動してしまいました。

今は無い辻界隈の建物を描いた作品は、資料としても価値が高いのでは?

特に、玉田氏の晩年に描かれた「曇天の夕日」は必見↓

臼杵城の二の丸大門櫓脇の風景を描いた「曇天の夕日」

実際、この位置にこれだけ大きな夕日が来ることはないと思うのですが、そこが玉田氏の表現。この絵から何とも表現しがたいパワーを感じるのは私だけではないと思います。そしてこの絵の中には、彼の作品で唯一描かれた玉田氏自身も。ぜひお店で見つけてください。


「竹宵小路」はシーズンごとにその展示内容が変わるそうですが、お店のオープニングに玉田氏の作品が展示されているのは喜ばしい限りです。


女子が喜ぶ3つのポイント、その②竹宵カフェテラス「灯りCafe」

竹宵小路を抜けると、おしゃれなテラスエリアに↓

第一感想「ココでビール飲みたい!」

竹宵カフェテラス「灯りCafe」ではどこまでも長居してしまいそうな素敵な家具が並んでいます。

第2感想「やっぱりビール飲みたい!」

このエリアでは「ほんまもん野菜のスムージー」など地もの野菜を使用したドリンクの他、「ほっとさんのホットサンド」などの軽食もOK!7月6日のオープン前にまだまだメニュー内容は検討中なのだそうですが、ランチプレートは850円~を想定しているとのこと。

写真提供:豊後感動本舗

「いろいろな人からアルコール類も出したほうがいいと言われているので、只今準備中です。」と永松さん。ここのソファーでのんびりビールを飲める日が楽しみです。


女子が喜ぶ3つのポイント、その③お茶漬け専門店「豊後福屋」

ECサイトで販売している人気商品「豊後水道とらふぐ茶漬け」も店舗内で食べることができます。写真はまだ準備中ということで今回のブログには間に合わなかったのですが、このふぐ茶漬け専門店「豊後福屋」も豊後感動本舗の店舗内にあり、とても静かな雰囲気のスペースです↓

全て椅子席なので足の悪い方でも気軽に利用できそう

お母さんやおばあちゃんと一緒に出かけたい上品な店内。


オープンまでにまだ3週間ほど時間があり、いろいろと準備中で入店はまだできませんが、通りすがりにガラス越しに中を覗いてみては?


7月6日以降、ゆったりと過ごせる新しいお店を楽しみに待ちたいと思います。


<豊後感動本舗の基本情報>

住所:臼杵市臼杵200番地

電話:0972-83-8288

営業時間:11:00-17:00

定休日:月曜、水曜、第1・3日曜


【関連リンク】

豊後感動本舗 (通販サイト)


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