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泊まって楽しむ臼杵!「うすきとりっぷ・泊」

  • 執筆者の写真: 藤谷 愛
    藤谷 愛
  • 6月25日
  • 読了時間: 5分

臼杵にUターン移住して4年目の年から、臼杵市観光協会と一緒に臼杵市の観光ガイドマップを作っています。


観光協会員でもあるのにあまりその恩恵を受けていなかったので、「こういうガイドマップを作ってほしい」と提案したらその企画が通り、その勢いで編集まですることになってしまったのです。


そんな流れで2022年にお昼のガイドマップ「わたしのうすきとりっぷ」、2023年に夜のガイドマップ「わたしのうすきとりっぷ・夜」、そして今年、2025年「わたしのうすきとりっぷ・泊」を制作し、この6月に完成。


今回は臼杵市初の宿泊施設ガイドマップ「わたしのうすきとりっぷ・泊」をご紹介いたします。

わたしのうすきとりっぷ・泊
臼杵の宿泊施設の個性をピックアップした宿泊ガイドマップです

「わたしのうすきとりっぷ・泊」に込める思い

私は移住前から度々このブログでも書いていますが、臼杵市は観光に関して伸びしろのある町だと思っています。山の幸、海の幸は美味しいし、歩いて観光ができるコンパクトで風情ある城下町。そこから車で10分行けば国宝見学もできるし、20分で透明度の高い海で泳ぐこともできます。4~11月までは毎週末ヘトヘトになるくらいイベントが目白押し。


ただ、食べ歩きグルメやそれを販売するお店が城下町エリアに無かったり、気軽に入れるランチのお店も観光地としては少なかったりと弱点が多いのも事実。そして、市民でさえも(だからこそ?)臼杵にどんな宿泊施設があるのかよく知らない、という人がかなりいるのです。


「キング・オブ・温泉」である別府は、高速を使えば40分の距離。残念ながら多くの観光客が臼杵観光をしても宿泊は別府、という方がほとんどです。


そんな観光モヤモヤを抱えていた時、臼杵市観光協会から「うすきとりっぷの宿泊版を作りましょう」というお話がきました。


「各施設の個性とお客のニーズが合わせられるようなコアな情報を提供しよう!」

そんな思いを込めながら約3か月間、1週間に1軒のペースで取材を行いました。

わたしのうすきとりっぷ・泊
海沿いの宿から石仏周辺の宿まで写真付きでご紹介

フカボリお宿探訪

前述した別府のウリはまさに温泉。最近では外資系のリゾートタイプのホテルも増えてきていて、温泉とラグジュアリーな雰囲気を共に提供し、それに合わせて価格設定をしているようです。ただそればかりかというと決してそうではなく、昔ながらの自炊タイプの木賃宿もあります。ラグジュアリーなイメージとはかけ離れていますが、むしろ温泉の蒸気を使って自炊して寝泊まりしたい、という人も当然いるのです。


臼杵も同様に情報をフカボリして、「こういう空間・サービスを提供してくれる場所」という宿の特徴が明確になれば、それを求めて泊まる人がいるのではないか?だって国宝臼杵石仏は見に来るのだから、ニーズが合って魅力を感じられればその町に泊まっても良いはず。

久楽
海好きならこんな部屋に泊まりたい!今回表紙写真にも採用した宿のお部屋

宿を取材するときには「このお宿の特徴はなんでしょうか?」と単刀直入に聞きもしましたし、それを引き出せるようにお話をしてきました。いろいろお話をするうちに、以前書いたブログ記事のように「お宝の埋蔵場所が書かれてあるという謎の木札があるんです」なんて、想像もしてなかった発言が飛び出したりもしたのです。 *その詳細は下記のブログ記事から↓



その他、驚きの朝食を提供するお宿や、ここでしか食べられない朝食を提供するお宿など、むしろ泊まらないともったいない、という情報も満載です。

茶寮庵蓮の手作り調味料
調味料や時には食材も手作りする「料理好きにおすすめ」の宿なども

今回取材したお宿は私の運営する「ウスキ トラベルガイド」も含めて13軒。それぞれが被っていない個性を持っていて、その情報が詰まっています。自分のニーズや求める雰囲気に合うお宿をじっくり探せる情報ツールになりました。


宿泊してこそ楽しい臼杵

臼杵に宿泊すれば「臼杵ふぐ」などの美味しい地元料理と地酒と味わい、昭和なスナックを飲み歩いても帰る時間や交通手段を気にする必要なし!


また臼杵には素敵な朝市が城下町エリア、石仏エリア、佐志生エリアで定期開催されているので、その日を狙って宿泊すれば朝から楽しい時間を過ごすことができます。

ちなみに私の宿のある城下町エリアでは、毎月第一土曜日に「幟市」が行われています。私は住民ですが、「結」という出店の酒まんじゅうが大好きで毎回買っています。また、商店街のお店もその時だけのお買い得品を提供していたりします。例えばカニ醤油のあわせ味噌は通常1キロ540円ですが、幟市だと380円になります。


石仏エリア(毎月第一日曜)はほんまもん農産物を中心とするファーマーズマーケットで、私は特にトウモロコシが始まる6月や7月の市には買い物に出かけます。

佐志生エリア(毎月第2,4土曜)は海鮮もの中心。4月に行ったときは市が始まって約5分で目玉品が完売するなど、なかなか盛況の市でした。

6月の夜は石仏で蛍が見られたりしますし、4月なら城下町で夜桜、佐志生は朝釣りなどもじっくり楽しむことができるでしょう。もちろん祇園祭、うすき竹宵、福良天満宮の夏祭りなど、夜遅くまで楽しめることは言うまでもありません。泊まりさえすれば。


「わたしのうすきとりっぷ・泊」は6月下旬から観光交流プラザや各宿泊施設などで配布しています。最初に作った「わたしのうすきとりっぷ」はなかなか好評で、印刷した部数があっという間にはけてしまいました。いつ無くなるか分からないので、「泊」もぜひお早めに手に取ってご覧くださいね。


私は、運営する「ウスキ トラベルガイド」で皆さんとお会いできるのを楽しみにしています!                                                                               

臼杵のゲストハウス「ウスキトラベルガイド」
   当館の紹介文。他12軒も宿の特徴を書いています    
<「わたしのうすきとりっぷ・泊」設置施設>

観光交流プラザ(辻)

ホテル蔵(祇園)

ウスキ トラベルガイド(掛町)

臼杵湯の里(深田)

喜安屋旅館(港町)

川口屋旅館別亭 久楽(下ノ江)

石仏旅館(深田)

五嶋旅館(浜)

クレドホテル臼杵(JR臼杵駅前)

ホテルニューうすき(野田)

旅館うみのや(佐志生)

USUKI ART HOUSE (城南)

御宿 料亭春光園(祇園)

茶寮庵 蓮(深田)




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