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臼杵ガイドマップ「わたしのうすきとりっぷ」

更新日:2022年7月12日

2か月ぶりのブログ更新!皆さまお元気でしたでしょうか?


3月の最終更新の時には「5月に復帰する」と言っていましたが、先月訂正したように結局6月になってしまいました。

「もうブログを書くのが嫌になったんじゃないの?」

とか

「ネタ切れ?」

など、家族をはじめ(←家族すら!)各方面から指摘されましたが、決してそうなのではありません。2か月もブログ製作を休んで集中しなければならなかったこと。それはまさに今回のタイトルとなったガイドマップ製作にあるのです。


今回は、今月中旬に発行される新しい臼杵のガイドマップ「わたしのうすきとりっぷ」について、少しご紹介させていただこうと思います。

表紙と裏表紙(校了段階のもの。只今印刷中)

きっかけは図々しいお願いから

今年の2月でUターン移住丸3年を迎えました。

私が運営する事業の宣伝の為にこの期間いろいろな活動をし、臼杵市観光協会に店舗登録することもその一つでした。


私の実家のレストランもそうですが、市内の協会員飲食店は「うすきらんちまっぷ」などを製作してもらえたり、ふぐ料理屋さんは「ふぐ割」などの企画イベントを組んでもらえるなど、いろいろとサポートをしていただけるのがいいなぁ、と感じていたからです。

これから臼杵市で飲食店を始める方は、観光協会員になるといろいろ特典があっておすすめです。

臼杵市観光協会への入会は観光交流プラザでできます

しかし雑貨屋と整体屋を営む私の店には、正直なところその恩恵はなかなか巡ってきませんでした。コロナの影響もあり、特に女性をターゲットとする雑貨業は厳しい状況になってきたので、昨年の夏に企画書を製作。観光協会と臼杵市の観光課に

「女性をターゲットとする観光マップを作ってみてはどうだろうか?」

と提案してみました。


女性が好きそうなものを提供するお店の紹介(←ここに私の店も入れてもらおうという算段)や、テーマに沿ったスポットを集めて紹介し「1日では終われない町めぐりのツール」というコンセプトで作ってほしかったのです。


「もし必要なら、私がブログ製作で撮りだめた写真もあるし、文章が必要ならちょこちょこっと書くこともできますし。こういうガイドマップ、作ってもらえませんか?」

と言うと、

「そこまでアイデアがあるのなら藤谷さんが作ればいい」

という流れとなり、提案時点では全くその気はなかったのですが、編集まですることになってしまいました。


そして、昨年の秋から「女子旅マップ」(当時の仮題)の製作準備が始まったのです。


「ヨコの繋がり」が結構楽しい

「実際の制作は新年度に入ってからお願いします」

ということでしたが、当初予定としてはGW明け後の納品。4月から始めたのでは到底間に合わないスケジュールです。冊子を何ページくらいにするか?どんなスポットを盛り込むか?盛り込んだスポットの取材や写真集めなどなど、本業の傍らで昨年11月からちょこちょこ始めました。


そのコンセプトから、紹介店舗は雑貨屋さんやカフェ、地元色の濃いソフトクリームのお店などをピックアップしましたが、今回初めてお話をさせていただくお店や担当者の方も多く、それが凄く刺激的でした。

「スペインバル&カフェLaMancha」の「本日のスイーツセット」の絶景

それぞれのお店が語る「自分の店の特徴」がとてもはっきりしていて、それゆえにどの店とも被らない。観光客にとってもこれは楽しいポイントだと思うのです。

取材しながら「へ~、今度この店のこの商品買ってみよう」というものもたくさんありました。私の同業でもある雑貨屋さんでこのように感じるのですから、ガイドマップに載っているお店はどの店を訪れてもそれぞれに楽しめるもの、美味しいものがあります。

観光でこのマップを手にする方には、是非全店制覇して欲しいものです。


今ではお店の方に町で出逢うと、身近に挨拶するように。こういうヨコの繋がりも大切にしていきたい貴重な機会となりました。


また、いろいろなお店と観光協会のスタッフも含め話をする中で『「女子旅」とジェンダーを限定してしまうのはいかがなものか?』というご意見もいただきました。そういった声やこのガイドマップの役割も考え、タイトルを「わたしのうすきとりっぷ」に決定。


皆さんが歩いて紡ぐ「あなただけの臼杵旅」を、という想いが込められたタイトルです。


制作に関わる出会い

今回、実際の制作を行ったのは私とcoco's graphicsの太田さん。

私が編集、文章、写真担当で、太田さんはデザイン、レイアウト、イラストといったアートワーク全般を担当してくれました。

今回大変お世話になった二人。左:観光協会の崎村さん、右:coco's graphicsの太田さん

今回出逢ったデザイナーの太田さんはロンドンで芸術を学んだそうで、臼杵でもその才能を活かし、臼杵市内外の観光媒体など制作しています。

彼女の情熱は活版印刷にあるようで、友人と活版印刷と古道具の店「穀雨」を佐伯市に作ったそうです。植物満載の版画はかなり素敵なので、佐伯に行かれる際はぜひ立ち寄ってみてください。私もどこかで運転手を手配し(←未だペーパードライバー)行ってみようと思います。


今回のガイドマップでは「こんなガイドマップにしたい」という想いをよく聞いてくださって見事に形にしてくれました。


情報の質と量、お得感、ワクワク感、ユーモア。


これを写真と共に16ページ内で表現するのはとても大変なことだと思いますが、いろいろアイデアも出してくれました。

もちろん「あ~、あそこもうちょっとこうしとけばよかった」というのはお互い有りますが、締め切りがあるので仕方が無いです。第2版が出る時に修正させていただこうと思います。

左からページの構成→地図製作→記事・写真入れ→校正→ページ完成

太田さん無しではこのガイドマップは完成できなかったので、この場を借りてお礼申し上げたいと思います。ありがとうございました。


また、こういった貴重な機会をいただき、スポットや店舗の情報確認などをお手伝いしてくださった臼杵市観光協会の皆さんにも感謝です。


「わたしのうすきとりっぷ」は今月中旬以降に臼杵市観光交流プラザや掲載店舗に順次配置される予定です。お店で使えるお得なクーポンもありますし、観光客はもちろん市民でも「へ~、そうなんだ」と呟いちゃいそうなレアな情報もあります。

国宝臼杵石仏の説明は一言もないのに、田町のオカハチの建物や、横町の「やきとり 吉兆」の建物説明をやたらしてる、と言えばレア感が伝わるでしょうか?


限定5000部の無料配布となりますので、発行されたらお早めに手に取ってみてくださいね。


「私のうすきとりっぷ」配置予定場所

臼杵市観光交流プラザ

JR臼杵駅の観光案内所 赤穂屋呉服店

星月庵

YUMEYA KAI.

灯りCafe

富士屋甚兵衛

カニ醤油

ケレシュ雑貨部

LaMancha

cafe凡と凛

スズムギmarket

suzunari coffee

後藤製菓

石仏観光センター

和輪話

かぼす工房

リーフデカフェ

小手川商店

臼杵湯の里


*基本的には掲載店舗には配置予定ですが、スペースの関係で置けないお店もあるかもしれません。その際はどうぞご了承ください。


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