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臼杵高校に進学する(学生生活編)

  • 10 時間前
  • 読了時間: 6分

Uターン移住する前の2018年から書き始めたこのブログ。

移住後は臼杵移住を目指す保護者の方向けにこども園や塾、海洋科学高校などの取材を行ってきましたが、8年目にして、今回はいよいよ母校・臼杵高校に取材を行うことに!

 

母校訪問はなぜかドキドキします。お世話になった先生たちは当然ながらもはやどこにもおらず、友人が教師として働いているわけでもなし。建物もところどころリノベーションされていて風景はかなり変わっているのですが、35年前にいたときの面影をあちこちで感じられる不思議な空間です。

 

私にとってはノスタルジックなこの空間で、イマドキの生徒たちはどのような高校生活を送っているのか?

子連れ移住者必見の高校レポートを2回に渡ってお届けします。

大分県立臼杵高等学校の正門前
映画「すずめの戸締り」の1シーンでも登場した臼杵高校

 

大分県立臼杵高等学校ってどんな学校?

臼杵市には現在高校が2つあります。

1つは以前取材させていただいた大分県立海洋科学高校↓


そしてもう一つが我が母校・大分県立臼杵高等学校(以下臼杵高校)です。

臼杵高校は4年制大学・短大・専門学校などを目指す生徒が集まる普通科の高校で、1年生176名、2年生171名、3年生168名の合計515名の生徒が在籍しています(2026年度の新入生は186名)。


校区が無くなった現在、2026年度の在籍生割合は、臼杵や津久見からの生徒が53%、大分市からの生徒が44%でした。何故大分市からそれほど多くの学生が来ているのかというと、理由はやはりその立地です。

臼杵高校はJR臼杵駅に隣接している学校の為、幸崎、坂ノ市、大在など、大分市東部エリアで駅近に住んでいる学生の場合、乗車時間が30分程度の距離にある臼杵高校はかなり通いやすいのです。


クラスは各学年5クラスで文Ⅰx2、理Ⅰx1、文Ⅱx1、理Ⅱx1の構成となっています。

*I=私立、Ⅱ=国公立

例えば専門学校や短大を進路に考えている生徒は文Ⅰになり、看護系大学を目指す生徒は理Ⅱに含まれます。


35年前に私が通っていた時は1学年の学生数が300名を超え、クラスも7クラスでした。私は国文コースで現在の文Ⅱに入っていましたが、その中には短大志望の子も、看護学校に進む子もいました。卒業アルバムを見ながらこの記事を書いていますが、クラスは44名で、そのうち男子はたったの12名。さぞかし肩身の狭い思いをしたことでしょう。人数が多すぎて当時の進路相談は今ほど頻繁にはなかったような気がします。

大分県立臼杵高等学校の進路指導室
進路指導室は健在!私もここで入試前に英語の個人特訓を受講。「先生ありがとう!」の部屋

取材させていただいて感じたのは「あの時に比べると、現在はかなり細かい点までケアが行き届いている」という印象です。

実際、今年卒業したばかりの生徒さんとお話しする機会がありましたが、

「分からないところでも職員室に聞きに行ったらとことん教えてくれたし、受験前にも苦手なところをマンツーマンで教えてもらえた。臼杵高校で本当に良かった」

という感想が。先生と生徒の距離がいい意味で近いというのも魅力的な点ですね。

大分県立臼杵高等学校の職員室
学生と先生の距離が近い職員室

部活も進学も両立したい!

私が臼杵高校に通っていた1980年代後半は「受験戦争」と呼ばれるほど進学が苛烈な時代。私はセンター試験を受験して進学しましたが、現在でも仕事に追われている時は「試験日になったのに、こなさないといけなかった問題集が終わってない」という恐ろしい夢を未だに見ます。もうちょっとしたトラウマです。

そのような環境だったので、部活動をしていた生徒もいましたが、帰宅部の学生も半数はいたのではないかと思います。


しかし現在では、部活動を行っている生徒の割合がなんと8

割超え!実施日時はまちまちですが、平日16:30~19:00と土日が部活動時間となっています。

限られた時間ではあるものの、軽音部や筝曲部は全国大会に出場するなど優秀な成績を収めています。


実際、臼杵高校に通っている私の姪・Kは書道部に所属していますが、「うすき竹宵」をはじめとする数々のイベントでパフォーマンスの発表機会などがあり、伯母の私が見ても明らかにその活動を満喫しています。

大分県立臼杵高等学校書道部のパフォーマンス
「うすき竹宵」での書道部のパフォーマンスは毎年見ごたえあり!

先日、書道部のお友達二人がKを訪ねて家でおしゃべりしているところに遭遇。いろいろ話を聞いてみたのですが、二人はなんと彼女の先輩(今年卒業)でした。私の時代に部活動の先輩が家に遊びに来るなど、上下関係が厳しすぎてちょっとあり得ないことだったのに・・時代は変わったもんです。


さらに彼女たちに「学生生活で何が一番楽しかった?」と聞くと「部活動!」と即答。いくつか質問をすると、回答をなんと達筆書面でいただきました!

高校生の若さと情熱、気持ちのまっすぐさが文面から感じられたので、許可をいただきそのまま載せさせていただきます。

臼杵高校の書道部での思い出
書道部に入ると、サラサラとこのような達筆で文字が書けるようになる

10代という多感な時期に一つのことに一生懸命取り組んで得た最高のものが「仲間」!彼女の高校生活がいかに豊かなものだったのか、羨ましく感じるとともに、その輪の中に姪Kも入ることができて嬉しい限りです。Kも学ぶことが多いことでしょう。


ちなみに回答してくれたYさんともう一人のOさんは、二人とも国公立大学に進学を決めています。


現在の臼杵高校の大きな特徴の一つは「部活も進学も両立」というのが大きな点だと感じました。


楽しみすぎる修学旅行

高校生活の中でも一大イベントはやはり修学旅行ではないでしょうか?

臼杵高校では現在2年時の12月に4泊5日の修学旅行が行われています。近年のルートは「スキー体験+東京観光+ディズニーランド」だそうです。


18歳までの大分県民がスキーをするチャンスはなかなかありません。しかし、関東方面に行くと大体みんなスキーができるのです。私の学年では修学旅行にスキーが入っていなかったので、社会人になって生まれて初めて同僚とスキーをしたのですが、全く滑れず完全な「お荷物」でした。楽しかったのは冷えた体を温める温泉と日本酒だったことを覚えています。

「学生の時にスキーに挑戦できていたらなぁ」

と何度も痛感したものです。


こういった経験があるので、大分県民ゆえにした方がいい体験を、高校生の時にできる現在の構成はなかなか良いと感じています。

ちなみに昨年修学旅行に行った姪・Kは飛行機に乗るのも初めて。旅行に出て最初に送ってくれたメールが「雲の上!」という飛行機からの風景写真付きのものでした。


若者にはいろいろなことにチャレンジして、いくつもの感動を経験してほしいものです。

大分県立臼杵高等学校の図書室
本もたくさん読んで欲しい!新刊も続々入る図書室に私も入り浸りたい

その他のイベントも多彩な高校生活

臼杵高校では文化祭、体育祭などの全学生参加のイベントや、教育合宿や「たたら鍋」(PTAや保護者が中心で行う3年生の受験応援イベント)といった学年ごとのイベント、「うすき竹宵」のオブジェ制作など有志参加型のイベントも行われています。

 

昭和世代の私にとって「普通科」というと進学のための勉強ばかりのイメージでしたが、実際は「この時にしかできない仲間との活動」を通じて感動を体験する場所なんだなぁと、時代の変化に少し驚いた取材でした。

 

次回(5月予定)はまたもや昭和時代とは変わったその授業科目や進路について。引き続き子連れ移住者の方は参考にどうぞ!

 


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