私が昨年Uターン移住した大分県臼杵市は、ここ数年国宝の臼杵石仏よりもフグやかぼすブリといった海産物や、カニ醤油(←何度もブログ内で触れていますが、可児さんなので「カニ醤油」)など歴史ある醸造業でメディア露出が増えています。住んでみれば歴史も自然も食べ物も大充実の適度な田舎町なのですが、認知度でいうと別府や湯布院には及びません。
しかし、2月15日、そんな臼杵を東京でアピールするイベントが行われました。
今回はそのイベント「臼杵とつながり&あじわいフェア」の様子をご紹介します。
舞台は下北沢の「農民カフェ」
「臼杵とつながり&あじわいフェア」の会場となったのは、世田谷区の下北沢にある「農民カフェ」↓
臼杵市民なら「あの農民カフェ?」とお気づきの方も多いはず。そう、八町大路(市街地の商店街)にある農民カフェです。
臼杵にある農民カフェのオーナーである和気優(わき ゆう)さんは、今50代くらいの人たちに超有名だった「JACK KNIFE」というバンドのボーカルだった方で、縁あって臼杵に移住してこられました。現在は縄文米を生産する「ロックンロールファーマー」に半転身しています。
その和気さんが立ち上げたのが下北沢の農民カフェ。現在はバンド仲間の方が経営を引き継いでいます↓
有機や生産過程などにこだわったお米やお野菜を使用したお料理を堪能でき、お店自体も古民家。田舎の家に帰ってきたような雰囲気で皆さんをお迎えしてくれます↓
客席は1階と2階に分かれ、どの部屋も「田舎のおうちで寛ぐ」という感じでお食事ができます↓
地方移住検討中の方でこのお店の料理などを味わってみたい方は是非農民カフェ・臼杵店へ↓
お野菜いっぱいのプレートと自慢の縄文米がお待ちしています↓
【農民カフェ・臼杵店】
所在地:臼杵市臼杵241-1
営業時間:11:00-17:00(金・土は19:00-0:00でバーも営業)
定休日:月曜
臼杵をクイズ形式で紹介
さて、イベントに参加された20名ほどの方々で会場はいっぱいになりました。大きな会場でドドーンとやる方法もありますが、臼杵市としてはなるべく参加者と近く、親しくなり、臼杵の良さをきちんと訪問者にお伝えしたかったようです。私もこのイベントにトークパネラー(移住経験者)として参加させていただきましたが、こんなに開催者と参加者が近い自治体イベントは初めてでした。
イベントの前半には、某クイズ番組の構成をパクらせていただき、臼杵市をクイズ形式で紹介するビデオも。正解者には臼杵のカボス商品が手渡されました↓
イベント途中にはOAB(大分朝日放送)製作のインターネット番組「うすきチャンネル」の中継も入り、私が急遽カメラを回すことに。
宝島社「田舎暮らしの本」の柳編集長も参加してのトークでは、観光地、移住地としての臼杵の良い点をお伝え出来たのではないかと思います↓
参加した方は移住希望の方、観光で行ってみたい方などいろいろでしたが、その全員がものすごく期待していたのが後半戦だったのは間違いありません。
お待ちかねの「味わう臼杵」
全員が期待していたのが「味わう臼杵」。なんと臼杵市からかぼすブリやふぐまで持参し、参加者に味わっていただきました!
臼杵のフグは身を厚く切るので、大体皆さん2~3切ほどお皿に確保して一枚ずつ噛みしめて食べていました↓
私が今回ハマったのが、農民カフェがご用意してくださった野菜料理。臼杵でも最近よく「ほんまもん野菜」のコーナーで見かける菊芋を酢豚風にアレンジしたもの。これが本当に美味しくて一人で大量にお替りしてしまいました↓
そして、東京で初体験、野津の山川屋さんの「イノシシ飯」。ご飯に混ぜ込むだけの「イノシシ飯の素」を販売しているお店ですが、私がイベントで買いに行くといつも売り切れ。生産が追い付いていないほど人気の商品なのです。
「あぁ~、こんなところで会えるなんて!」
と感謝の思いを市役所の担当者に伝え、3杯いただきました↓
このほかにもたくさんの野菜料理や海鮮料理を堪能し、まさに臼杵を五感で味わえるイベントとなりました。
参加者の中には数週間後に臼杵に行くというご夫婦もいらっしゃったし、今年の修学旅行で臼杵に来る予定の高校生も。ぜひ臼杵でお会いできるのを楽しみにしています!
臼杵でお待ちしています!
今回は全体的に臼杵をご紹介し楽しんでいただくイベントでした。
私個人としては、今後自分の経験やお仕事などで繋がれる仲間を増やしたい、という気持ちもあり、女性の起業家に是非臼杵市に来ていただきたいと思っています。お一人様でもカップルでもご家族持ちでも、女性がどんどん起業して自分の楽しめる世界をお仕事にしていただければ、そしてその世界がこの臼杵に現在ない物であれば必ず成功しますし、移住生活も楽しくできると思います。
そんな皆さんにお会いできるのを臼杵市で楽しみにお待ちしております!
同時に今流行のコロナウイルスには都会の皆さま、是非気を付けてください。大分はまだまだその危機感はありませんが、東京に行ってその危うさをこの身で感じました。眼下にダイヤモンド・プリンセス号を見下ろしながらの帰臼。私自身もうがい、手洗い、マスク、できることをきちんとしていこうと思っています。
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