皆さんは「運動会」から連想するものには何がありますか?
6人で走る徒競走でいつも5位か6位だった私にとって、「運動会」=「弁当」でした。もはや運動会の楽しみはこれ以外になかったのです。
都会のマンモス校では、既に運動場で家族がお弁当を広げる、という風習がないところが多いようで、私が以前住んでいた埼玉県の田舎町ですら、子どもたちは運動会のランチタイムに持参した弁当を教室の自分の机で食べていたのです。
運動会で家族みんなでお弁当が食べられる臼杵市。私の記憶のお弁当には、母が作った尾頭付きの塩ゆで海老と、みかんが登場します。ちょっとすっぱいみかんです。
県外に出て気づきましたが、スーパーで売っているみかんは甘いだけのものが多く、甘みと酸味が同居するみかんに遭遇すると、未だに運動会を思い出してしまうのです。
臼杵に帰ってきた去年、久しぶりにそのみかんを食べて「あ~、運動会!」と思いましたが、今年はそのみかんを採りに行きました!
今回は、臼杵のみかんを筆頭に、これから始まる「臼杵の旬」をご紹介したいと思います。
下ノ江地区で行われているミカン狩り
市街地から車で7分程度の距離にある下ノ江地区の「未来農園」にお邪魔しました。 臼杵市では「○○狩り」ができる果樹園がほとんどないのですが、近年オープンしたこの未来農園さんでは、9月下旬から11月中旬にかけてミカン狩りを行っています。
同じ場所に植えてあるかぼすも採って発送できるそうなので、みかん狩りのついでに親戚配布用にかぼす狩りをするのもおすすめです。 *かぼす狩りの詳細は下記に未来農園さんの連絡先があるので、お問い合わせください
姪&甥が4人(内一人3歳)、彼女たちの母と私で行ったので、入園料は700円。入り口ではどのあたりの木を目指したらいいのか、どういうみかんが美味しいのか聞くことができます。ハサミをお借りして、興奮してきた姪や甥と一緒に美味しいみかん探しの開始です。
色は関係ナシ!おいしさのポイントは?
大分早生(わせ)という品種を扱っている未来農園。係の方に「どんなみかんが食べごろなのか?」と聞いてみると、「小さくて薄皮」とのこと。この情報をもとに、誰が美味しいみかんをゲットできるか、という競争を始めたところ、思いのほか子供たちも真剣に。子供ってこういう「宝探し」的なものが本当に好きですよね。次女・6歳Mは特に真剣そのもの↓
日頃は虫を怖がってますが、こういう時は関係ないようです。
そして、皆で「マイナンバーワン」を持ち寄って「利きみかん」タイム↓
「利きみかん」なんて関係ナシ!とにかく大好きなミカンが食べられればいい、3歳H↓
確かに薄皮で小さいもののほうが甘さが強かったです。
私たちが行った9月下旬はまだすっぱいものが多かったのですが、このすっぱさが好き、という私のような人間もいるので、行く時期は好みに合わせて選んだ方がいいと思います。恐らく10月中旬になると、どのみかんも甘さが強くなってくるのだと思います。
これから未来農園さんに行く方は、下記のフェイスブックページなどで営業情報をご確認ください。
【未来農園の基本情報】 フェイスブック:「未来農園」
電話番号:090-4777-0573
その他、秋本番「臼杵の旬」
臼杵を代表する味覚と言えば「ふぐ」ですよね。ふぐはこれからが本番です。特に11月以降2月くらいまでは白子焼きが美味しい。ちょっと値が張りますが、それでも首都圏と比較すると割安感があると思います。
臼杵のふぐは弾力があるため、刺身も厚くなり、ボリューム満点のふぐ刺しを食べることができます。
例えば、こちらは私のお店と同じ界隈にある「割烹みつご」さんのフグコースの一皿「ふぐ寿し」↓
そして、近年臼杵市が力を注いでいるブランド魚「かぼすブリ」も11月からが本番です。既にスーパーなどでも出回ってきていますが、脂ののりはあと少し!臼杵のふぐは通年で食べることができるのですが、かぼすブリは11月~2月くらいまでしか食べることができません。こちらの写真も今年の2月、みつごさんでいただいたかぼすブリの握り↓
「割烹みつご」さんに関しては、この旬の時期に合わせた「旅のグルメ」として、取材をもとに製作した記事を、「LINEトラベルjp」(過去記事ページはコチラ)に後日寄稿する予定です。どうぞお楽しみに!
移住者も旅行者も臼杵の旬をお見逃しなく!
これから始まる臼杵の旬の数々。ご紹介したものの他にも酒蔵のお酒やほんまもん野菜など、美味しい物がたくさん出回ります。Go to トラベルや移住の下見で臼杵を訪れる方はぜひとも臼杵の旬の数々を味わってみてください。
【関連リンク】 割烹みつご
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