同級生クリエイター、由紀ちゃんの活動

臼杵にUターン移住してから整体院を経営しているため、お客さんとして同級生を施術することが時折あります。先日29年ぶりに再会した由紀ちゃんもその一人。北中だった彼女と東中だった私は、臼杵高校で出会って2回同じクラスになりました。とにかく絵が上手で、とても力強い油絵を描いていたのを今でも覚えています。


今回は「創造」を仕事にしている由紀ちゃんの現在と、彼女の作品を展示販売している期間限定のイベントについてご紹介したいと思います。

9月29日(火)まで開催中のイベント「コラージュ」での由紀ちゃんの展示作品

アメリカでの修行生活

同級生の「由紀ちゃん」こと椎原由紀子さんは、臼杵高校を卒業した後、関東の大学でアートを学ぶことに。私は由紀ちゃんの作品を絵画でしか見たことがありませんでしたが、さすが大学ともなるといろいろな創造スキルを学ぶわけです。この時に出会ったのがテキスタイル(布もの)と建築の融合。

イベント「コラージュ」では由紀ちゃんの作品が会場を舞う

その後、アメリカ・ジョージア州にある「サヴァンナ・カレッジ・オブ・アート&デザイン」でテキスタイル全般を3年半も学びました。この大学のホームページを見ると、過去にはアメリカTOP5 アート&デザイン大学 ベストインテリアデザイン学科ランキング」で1位にランクされたこともあり、アクセサリーデザインからアニメまでプログラムはかなり多彩。有名アーティストも数多く輩出している名門芸術大学なのです。


私もサラリーマン時代に約10年留学業に携わり、アメリカの語学学校に勤務していた時は多くの学生を大学に送りだしましたが、芸術系の大学に学生を送り出すことは皆無でした。由紀ちゃんが3年半過ごしたアメリカでの大学生活は、専門分野を思いっきり学べた楽しさや才能あふれる多くの学生との素晴らしい出会いもあったでしょうが、学生生活の大変さもかなり想像できます。アメリカだけではなく、海外の大学で単位をとっていくことは本当に大変なことなのです。バイトなんてなかなかする暇がありません。


いずれにしろ、大学生活後、ニューヨークの会社でインターンを行い、5年近くに及ぶ修行生活を終えて帰国。現在は地元臼杵市で創作活動を行い、県外でもイベントなどを行っています。


シルクスクリーンで製作した空飛ぶファブリック

現在彼女の作品の多くが「シルクスクリーン」(印刷技法の一種)で作られた布もの雑貨たち。彼女がデザインした帆布で作ったバッグ、Tシャツ、そして下の写真のように動物などをデザインした薄い布地成形し天井から吊るすモビールなど、その種類は多彩です。特にモビールは日本ではまだまだ認知されていないかもしれませんが、北欧などでは人気の雑貨で使用頻度も高く、お部屋がぐんと明るく楽しくなります。

由紀ちゃん、お気に入りのクジラのモビールと

ここでも大学時代に学んだ「空間と布」の世界を存分に形にしています。

金魚、鳥、葉っぱなど、カラフルなモビール

私のお気に入りはコチラ↓

細かいデザインが素敵なうさぎちゃん!

お花のあるお部屋に鳥やウサギのモビールを放てば、それだけで自分だけのインテリアストーリーが出来ちゃいます。


年に1回の手しごと雑貨販売イベント「コラージュ」

由紀ちゃんの魅力的な作品たちの他、手しごと作家さんの作品たちを直接購入できる雑貨イベント「コラージュ」が現在行われています。


「コラージュ」基本情報

日時:9月29日(火)まで 9:00-18:00(24日・木曜日はお休み)

場所:「花屋ハル」

電話:0972-83-5487

ホームページ:花屋ハル


イベントに関するお話を「花屋ハル」(以下、ハル)店主の川野さんにお伺いする過程で分かったのですが、川野さんも実は移住者。お隣の津久見市がご出身ですが、昔から「店を出すときは絶対臼杵に!」と考えていたそうです。城下町でブラブラ歩きを楽しむ感覚で花屋も楽しんでいただきたい、という思いで開店したそうです。

友人がデザインした新しい立て看板と店主の川野さん

そう言われてみると、ハルのお店の内外はブラブラ歩きが楽しい。

お庭のお花を眺めて歩いているような感覚になる、店舗フロントエリア

お花の見せ方、植え方など参考になります。

用途や好みなどをお客さんとじっくり話しながら提案型の販売を心がけている、という川野さん。取材させていただいた日もひっきりなしに来店されるお客さんとじっくり会話をされていました。

蔵造りのような内装の落ち着いた店内で会話も弾む

今回で7回目の「コラージュ」ですが、これも必要なお花を買いに来るだけではなく、雑貨も楽しみながらゆったりとした時間を過ごしてほしいという川野さんの考えから始まった企画。毎年秋1回のみの開催なので、この機会をお見逃しなく。

しっかりとした革雑貨
ステンドグラスもインテリアを華やかにしてくれそう

私と同じくUターンした由紀ちゃんと、臼杵を目指して移住してきた川野さん。臼杵市は女性が活き活きと仕事や何かしらの活動を行っている町のような気がします。女性の起業や活動について、また機会があればご紹介していきたいと思います。


*次回のブログは10月7日(水)の更新となります