臼杵発・楽しい美味しい寺修行~前編~

最終更新: 3月4日

私が旅記事を寄稿しているLINEトラベルjpで、臼杵の旅行記事が掲載されました↓

大分県臼杵城下町のココで撮りたい!映える石垣・石階段

クセ凄の姪たちをモデルに撮影

このブログでも前前々回にその取材の様子(住む場所を選ばない「フリーランスライター」のお仕事風景)をレポートしたので、ブログと合わせてお楽しみください。


さて、今回は臼杵市に移住してきて旅行会社を立ち上げた三中西さんがプロデュースした、「臼杵修行体験ツアー」のレポート。

修行体験と聞くと厳しそうなイメージですが、これがかなり魅力的な内容。臼杵市外の方で観光に来られる方はもちろん、臼杵市民も楽しめるその中身を2回にわたってお伝えいたします!


宗派を超えて身近にある臼杵のお寺

今回のツアーは二日間の日程で組まれました。臼杵市に来る観光客は日帰りが多いのですが、本当に臼杵を満喫したいなら「泊まり」です。城下町歩きや国宝石仏巡りなど、メジャーな観光スポットの見学をこなしたうえで、「臼杵ふぐ」、「臼杵の飲み屋&スナック文化」は絶対に楽しんでいただきたい臼杵・夜の食文化なのです。加えて、宗派を超えて数々の寺がひしめく臼杵市なので、その修行体験も是非堪能していただきたい。


今回は試験的なモニターツアーだったので、私も意見を述べたりブログで紹介したりという目的で呼んでいただきましたが、仕事の都合で二日目のみ参加させていただくことになりました。


午前:「アジサイ寺」として人気の「法華宗・妙顕寺」で生け花体験

上塩田にある妙顕寺は、近年「アジサイ寺」として人気のお寺。

ツアー日の2/26は寒桜が満開

毎年6月には境内の斜面に広がる様々なアジサイが満開になり、圧巻の風景。

アジサイ見学は無料で、県外からも観光客が訪れる

昨年の6月に私もこのブログでその様子を書きました。詳細はコチラ↓ 臼杵ほっこりアジサイ巡り~妙顕寺~


生け花体験の前には住職さんからご挨拶とありがたい法話が↓

お寺の広々空間で生け花をします

住職さんのお話で初めて知ったのですが、生け花とは元々仏さまへの供花から始まった華道なのだそうです。仏さまにお供えするものなので「美」もお供えするのですが、私がなるほど、と思ったのが「美しく咲いた花だけではなく、朽ちた花にも命(美)がある」という哲学。


上の写真の左前面の女性二人は池坊・臼杵支部の支部長さんと副支部長さん。凄い先生たちから直接に生け花を習えるとあって、期待が高まります。


「池坊いけばな」のルールを学んで、いざ生ける!

妙顕寺の住職の奥さまと息子さんである副住職は池坊のお弟子さんで、副住職から池坊のいけばなルールを簡単に説明してもらい、早速生け花開始!

用意していただいたお花セットから一束選ぶ

今回は副住職さんたちが選んでくれたカップに生けます

様々な色柄のカップに自分の世界を作り上げる

フラワーアレンジメントは足し算、生け花は引き算、と言われているそうで、いかに余計なものを排除するのかがポイントなんだそうです。

悩む、悩む、悩む・・・

私もそうでしたが、かなり没頭します

自分一人でまずは生けて、そのあと先生がチェックしてくれます↓

本人の意図をよく聞いてくれ、それを表現するベストな生け方を伝授!

例えば、私が自力で最初に生けたのがコチラ↓

老眼の為、ピントがずれたのはご愛嬌

私の選んだカップは赤かったので、色のついたお花は赤一輪にしたかったのと、その花が臼杵を象徴する竹林の中に咲いているような画にしたかったのです。

先生曰く、

①オアシス(生ける土台の緑色のもの)は見えない方がよい ②全体的に平たいので空間を出すように

この二つのポイントを押さえなおして最終的に完成したのがコチラ↓

今度はピントが合いました!

分かりづらいですが、一番背の高い枝ものも前面に少し倒しています。先生がそうしてくれたのですが、これで抜群にバランスが取れてきたのです。やっぱり先生って凄い!

参加者の皆さんそれぞれに没頭して、作り上げた作品↓



最後はみんなで共同作業

最後は、サプライズで副住職から共同作業のオファー。

用意されたのは、枯れた枝木で組まれた土台↓

これに1人1人どんどん花を生けていきます

最終的には特大の生け花が!

生まれて初めて生け花をしたので、自分の作品が良いのか悪いのかというのは全く分からないのですが、自分と花に向き合って、頭の中が「無」になるような没頭感は「爽快」の一言。昔やった陶芸と似たような感覚で、何時間でも取り組んでしまいそうな感覚でした。


恐らくほかの参加者の方も同じような感覚を味わったようで「スッキリした」とか「楽しかった」という感想をみなさんおっしゃっていました。


この後はランチ→礼拝修行→書画体験と続きますが、生け花修業が思いのほか長くなったので、後編でご紹介していきます。


【関連サイト】

三中西ツーリスト