5/3は「八町大路福幸幟市」へ!臼杵に北九州・旦過市場がやってくる!
- 1 日前
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1年半前に臼杵市中央通り商店街の中心部10棟以上が全焼した八町大路火災。
昨年は復興を目指す店主さんを取材させていただいたり、今後の商店街の展望について取材したりしていました。私の経営する整体院のお客さんも「商店街はどうなるのかしら?」と更地のまま一向に動きを見せない空き地の様子に、心配する声が多く聞こえてきます。
しかし、何もしていないわけではありません。地権者を中心とした「復興連携会議」で地権者の意向が話し合われ、地権者の想いを反映させながら、この2月から下部組織であるワーキンググループでの活動も始まりました。
城下町エリア全体を活性化するために、どういうものが必要なのか?コンセプトは?経営主体は?など様々な難問について話し合われていますが、もちろん決定事項ではありません。ただ、年内にはそこであがった提案事項がさらに上層で検討され、方向性は決まっていくと思います。
市民がその方向性を目にするまでにはもう少し時間がかかりそうです。
そんな中、今年のゴールデンウィークにはおすすめの復興イベントがたくさん開催されます!ご家族でこの休暇を臼杵市で楽しんでいただきながら、商店街の今後の姿を皆さんにも市民目線で考えていただきたいと思っています。そんな今年のGW、商店街で行われる復興イベントの一つをご紹介したいと思います。

中央通り商店街x北九州・旦過市場
昨年の商店街の復興に関する当ブログの記事で、北九州の旦過市場は度々登場しました。
2022年に2度の火災に見舞われた旦過市場の復興への道のりは、中央通り商店街にとってはある意味道しるべの一つで、がれき撤去や自治体との連携について旦過市場の組合にアドバイスを仰いだり、臼杵市で行われた復興セミナーではゲストとして講演をお願いしたりといった交流がありました。

そんな中、5/3(日)に行われるイベントが「八町大路福幸幟市」。北九州の台所と呼ばれる「旦過市場」の物産を臼杵市で購入することができます!
現在も難題を抱えながら復興&再整備に取り組む旦過市場。私は八町大路火災後すでに3度見学に行っていて、かなりお気に入りの場所になっています。現在はまだ「昭和な市」のカオス風景が残り、市民にとっては「台所」の異名を持つとおり、ここは食の宝庫なのです。
5/3に販売を行うために、先日商店街の皆さんと市役所の職員が、復興見学も兼ねて物産の買い付けに行きました。私も同行させていただいたので、どんな美味しい食が臼杵で並ぶのか、その一部をご紹介いたします!

老舗コンビ、絶品を購入する
今回同行したのは創業1600年「カニ醤油」(味噌・醤油)の12代目蔵元の可児さんと、創業1655年の「赤穂屋」(呉服)の16代目・中村さん。

両者とも臼杵市筆頭の老舗です。可児さんの先祖は、旧臼杵藩主・稲葉家のお殿様と岐阜から一緒にやってきて、中村さんは臼杵藩主のお姫様の婚礼道具まで整えたことのある商家です。
この老舗コンビが買い付け資料を見ながらまずやってきたのが「伊藤商店」。

ここは「乾き物」専門店です。ちなみに乾き物とはお酒のおつまみになる乾燥したもの。
この種の専門店があること自体に驚きましたが、さらにびっくりしたのはその歴史。なんと創業80年以上というのです。しかも伊藤商店が得意とするのは「落花生」。中国産や千葉県産などあり、落花生だけの販売は当然ながら、ピーナッツを新潟の柿の種専門店の商品と合わせて販売しているのです。卸先は小倉の小路に広がるスナックなどの飲み屋さんということで、飲み屋の多い臼杵市民としても親近感を覚えます。

一時期「三幸の柿の種」が朝食になっていた私にとっては何個あってもいい商品なので、12代目蔵元に「もっと買った方がいい」と耳打ち。買い付けの場には現物が無かったので、私はイベント開催日にしっかり数日分の朝食を買う予定です。
次に行ったのが、「宇佐美商店」。

いろんな種類の漬物が並びますが、センターを陣取っているのは小倉の郷土料理「ぬかみそ炊き」。サバやイワシが調味料と糠によって煮られたような状態のものがズラリと並びます。

物心ついた時から漬物が食べられない私にとって、そのネーミングは恐怖そのものでしかありません。同様に16代目も漬物が食べられません。我々は「ゴクリ・・」と生唾を吞みながら立ち尽くすのみ。
このままでは買い付けができないので、店主さんに「ぬか漬けのような味がするのか?」とか「臭くないのか?」(←匂いを嗅ぐのも恐怖)とか嫌な質問をたたみかけましたが、「漬物臭は全く無く、しかも味噌ではなく醤油で煮た魚みたいな味です。」とのこと。
「え!?それ私の大好物じゃないの!?」
ということで、早速私は鯖バージョン、16代目は煮玉子ならぬ「ぬたまご」を買って味見。

「えー、美味しい!!ごはん泥棒や!」と二人で大絶賛。
基本的には魚の甘露煮のような感じで味付けは濃いめ。お店によってはそのベーシックなものに明太子を入れたり、山椒を入れたりしているそうですが、老舗コンビが買いつけたのは、基本を味わってもらうべくベーシックバージョンになりました。
「糠の味は全然しないのに、なぜ糠を入れるのか?」と大きな疑問が残ったので宇佐美商店さんに聞いてみましたが、諸説あるうちの一つが「江戸時代の殿様が糠漬け好きで、糠推しだったから、保存食になる糠料理をあみだした」というものでした。
健康にいいし美味しいしごはん泥棒だし、極めつけは臼杵ではなかなか手に入らない。そんなぬかみそ炊きはもしかしたら今回の幟市でイチオシ商品になるかも。
最後はビールに間違いなく合う「小倉かまぼこ」のカナッペ。
これは以前のブログでかなり詳細に紹介したので、そちらを参考にどうぞ。こちらの発注も12代目に「もっと買った方がいい」と耳打ちして数量を増やしましたが、早々に完売しそうな予感です。
他の班もそれぞれに買い付けをしており、全部でどんな商品がどれくらい揃うかは謎。
5/3の「八町大路福幸幟市」をお楽しみに!

ゴールデンウィークはその他のイベントも多数!
臼杵市はゴールデンウィーク中、大人も子どもも楽しめるイベントが毎年たくさん開催されます。
昨年行われ、参加者が100名以上あったイベント「亀城探検記」がパワーアップして今年も登場!同時に別会場ではVRで「海上の要塞」と言われたのかつての臼杵城を目の前に見ることができる体験アトラクションも。臼杵の銘菓が揃った「おやつ市」や、私の友人たちが被災者支援として行う1日限りの蚤の市(詳細は記事の最後をご覧ください)も。
主だったイベントは観光交流プラザにプログラムパンフレットが置かれていますし、ネットでもチェックが可能です。
ぜひこのゴールデンウィークは、被災地の復興を想像しながらイベントの数々を楽しんでくださいね!
<関連サイト&開催情報>
臼杵市GWのイベント情報 【2026】GWイベント | 臼杵市観光協会
ミニ蚤の市 日時:5/5(火)10時~14時 場所:ヤノメガネさん正面あたり




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