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場所も読み方も不明な「臼杵」

更新日:2018年10月20日


先週遂に臼杵への引っ越し日が決まりました。 1月20日に現在住んでいる埼玉県狭山市を引き払って、22日に荷物が臼杵に到着します。「サカイ引越センター」のKさん、見積もり頑張ってくれてありがとう! 今回の引っ越しでは数社に見積もりをお願いしたのですが、多くの会社が

「は~、大分ですか!九州ですよね?(←知らんのか!)それに、この町、『臼杵』・・なんて読むんですか?」

という感じで、わが故郷は多くの人にとって謎の町なんだなぁ、と改めて実感しました。まぁ私も他人の事は言えません。関東歴20年あたりで、やっと栃木と群馬の位置が理解できるようになったくらいです。臼杵は仕方ない。読み方が分からなくても責められません。

しかしここでハッキリさせておきましょう。「臼杵=うすき」です。


場所もよく分からない人が99%でしょうから、首都圏を出発地点として実際に行ってみましょう。

JRでも行けるのですが、コスパ的にお勧めなのが飛行機です。現在3社(JAL、ANA、ソラシドエア)が羽田―大分、1社(ジェットスター)が成田―大分路線を運行しています。今回は近年人気の格安航空(LCC)、ジェットスターでの大分訪問をご紹介します。


成田空港第3ターミナルから大分空港まで約1時間半。通常期であれば片道5990円~という安さが魅力です。但し、荷物制限を超えた場合は追加料金があるので、荷物がたくさんある人は羽田から運行している会社と比較してみるのも良いかもしれません。そして時間は自己責任。羽田では「大分行きの○○さまぁー!」と声がけをしてくれる職員をたまに見かけますが、LCCはそんなことしません。時間に呑気な大分県民の中には、トキハ(大分県の伊勢丹的存在)の袋を下げて、既に閉ざされた出発ゲート前で茫然と立ち尽くす人もいるかもしれません。が、「移住ツアーに参加する」というような皆さんにはぜひ時間厳守で気を付けていただきたいものです。


ちなみにゲート付近には九州の他県に交じって大分情報のパンフレットも置いています。

大体「地獄推し」(地獄=温泉)。

この中にも臼杵の移住促進パンフレットが置けるといいですね。市役所さん、頑張って! そして機内でたったの1時間半過ごして大分空港に到着したら空を見上げてみてください。いつも靄っている首都圏の空とは色が違うことに気付くはず。

その色はスペイン!「大分=エスパーニャの空」ということにしておきましょう。

到着後も「地獄推し」な広告が並ぶ中、ターンテーブルに乗って荷物が流れてきます。 中にはこんなものも流れてきます。

大分の人は全く視界にも入らない感じでスルー。写真を撮りまくって一番ウケているのは外国人です。また空港には別府温泉の足湯もあります。写真を撮ったり足湯をしたりしたいところですがそれは帰りにやっていただくとして、とりあえず臼杵へ急げ、急げ。

空港から臼杵市に行くには2ルートあります;

① 空港アクセスバス「臼杵・佐伯行き」(右上の写真)で約1時間半(1日6便程度)

② JR大分駅まで空港アクセスバス(大分市行き)で約1時間、JR大分駅から日豊本線下りで臼杵市へ(普通電車約50分/特急約30分)

という道のり。 空港アクセスバスのチケットは空港内の券売機で購入します。


臼杵市街地や市役所へは、JR臼杵駅からは徒歩で10分程度。空港アクセスバスが到着する「臼杵インター停留所」からは、1時間に1本の路線バスと巡り合わせが悪ければタクシー移動(1,000~1,500円程度)になる距離です。


移住ツアーに参加する方たちには市役所が送迎を出してくれるので、詳細はツアー申込時に確認をしてみてください。

このような感じで、私の現住地、埼玉県狭山市から臼杵市に行くときはドアからドアで約7時間。東京23区からであれば6時間程度の行程。東海地方より東に居住する人は飛行機で、東海以西に居住する人は新幹線を利用したり、はたまたフェリー&電車で行くのもお勧めです。

大分空港から臼杵市までの距離を「遠い・・」と感じる方もいると思いますが、バスでも電車でもその行程にはかなり綺麗な景色も広がるので風景も楽しんでいたらあっという間に臼杵に到着しますよ。


【大分県臼杵市へのアクセス】

関西エリアから

① 新幹線で小倉乗り換え、日豊本線下りでJR臼杵駅へ

② 「フェリーさんふらわあ」で大阪港→別府港、バスまたはタクシーでJR別府駅へ行き日豊本線下りでJR臼杵駅へ

③ 「フェリーさんふらわあ」で神戸港→大分港、徒歩でJR西大分駅へ行き日豊本線下りでJR臼杵駅へ

④ 伊丹空港から大分空港へ


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